「庭の花」という名のガーデニング専門店だ。ひろい庭園のまんなかに、カフェもある。庭は、自然そのものの美しさを大切にする、いわゆるイングリッシュガーデンのスタイルだ。店主と面識はないが、きっと大らかで優しい人物なのではないか、と庭園を歩いていて感じる。今週は、ちょっとだけ暑さもやわらいだようだ。日差しは強いが、風が心地よい。この店に来るのは二度目になる。はじめて来たとき、キラキラした木もれびの美しさと、むせ返るような自然の生命力に感動をおぼえた。暑い季節だからこその、このはかなく美しい風景に、私は夢中でシャッターを切った。
私はといえば、あいかわらず小林克也の例の番組をかかさず観ている。このところはドーチーの「Anziety」(エンザイエティ)が4週連続でトップワンの座をキープしている。この曲は、最近のヒットチャートでは珍しいと思うんだが、人種差別や警官による暴力などの社会的なメッセージ色が強いようだ。ゴティエの「Somebody That I Used To Know」のトラックをサンプリングし、ワンコードをくり返しながら曲を盛り上げていく。PVの後半でドーチーは、アフリカのレゲエダンスでよく見られるヒップシェークを一瞬だけ披露する。番組で小林克也氏も言っていたが、私も、この曲は名曲だと思う。
ところで、今回の写真は自分で言うのもなんだけど、わりといい感じに撮れたなあ、と一人で悦に入っている。天気も良かったし、何よりこの店は店主の美意識と、植物にたいする深い造詣にあふれている。江別でいちばん好きな場所のひとつだ。写真2枚目の、たぶんエキナセアだと思うが、オレンジと黄色の鮮やかな花弁の色なんかは、私の富士フイルム社製のコンデジがいちばん得意とする色彩表現なんだろう。北海道の短い夏を、こうしてできるだけ多く写真に切りとっていけたなら良いな、としみじみ思う。



