全国ニュースにもなっているが、いま北海道は「歴史的な猛暑」に見舞われている。道東の北見や帯広では38度以上まで気温があがり、札幌や江別でも、昨日今日は35度の猛暑だった。ほんの10分ほど出歩くだけで、大量の汗がふき出てくる。とりわけ岐阜出身の妻は、かの地の夏の暑さが骨身にしみているせいで暑い夏が大の苦手だ。そんなわけで、我が家はここ2、3日分の食材を買いこんで、エアコンのきいた部屋で巣ごもりしている。
それにしても、この暑さ、いったいどうしちゃったんだろう。ちょっと前までは、北海道で気温が30度をこえる日なんて、年に2、3日しかなかったはずだ。それが今では30度超えなんてあたりまえになってしまったようだ。思い出してみると、私が子どものときは「熱中症」といわず「熱射病」と呼んでいた。元気な子どもたちが真っ黒に日焼けして遊びまわっている一方で、どちらかというと体の弱い子どもなんかが、暑さにやられて倒れたりするイメージ。それでもここ数年、毎年のように「10年に一度の記録的な暑さ」なんてことが新聞やテレビで報道されるようになった。それでようやく北海道でもエアコンのある家がふえてきたようだが、本州以南のエアコンの普及率が90パーセント以上なのにたいして、北海道はいまだに50パーセント台なんだそうだ。
そういえば先日、近所の吉牛で10パーセント引きの「うな重」を買ってきて、ビールを片手に舌づつみをうった。お金はないが一応、季節の風物詩くらいは楽しむことにしている。夜はあいかわらず水割りをやりながらジャズを聴いている。図書館で借りてきたパット・メセニーの「デイ・トリップ」が良かった。デイ・トリップとは直訳すると「日帰り旅行」のこと。でも、ビートルズの有名な「デイ・トリッパー」はLSDでハイになる若者のことを揶揄しているらしい。パット・メセニーのこのアルバムがどちらの意味合いなのか私は知らない。それはともかく、パット・メセニーはこういうシンプルな生楽器の編成でこそ、この人の超絶的なギターのうまさがよくわかる。水割りでほろ酔いになりながら、明日はちょっとは涼しくなるといいな、なんてぼんやり考えている。
*写真1枚目...八紘学園農産物直売所(札幌市)
*写真2枚目...ROYCE' 上江別店(江別市)
*写真3枚目...庭の花ガーデニング(江別市)
*写真4枚目...泉の沼公園(江別市)



