[写真]道道110号線を行く/江別市 | Life's a Little Blue..

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 江別西インターチェンジから高速道路で札幌へ向かうとき、かならず道道110号線を走るのだが、この道路沿いに「松喜」という名のラーメン店がある。この店の看板を見るたび野球好きの私は、どうしても「松井秀喜」を連想してしまい、ついでに湯切りカゴで麺を湯がきながら、あの独特のハイトーンボイスで「らっしゃあせー!」と叫んでいる松井秀喜を想像してニヤニヤしてしまう。以前、妻と行ってみたが当然、松井秀喜が出てくるわけもなく、普通に美味しい味噌ラーメンをいただいて帰った。

 

 そんなことはさておき、この道沿いにはいくつか気になる店舗があって、いつもは素通りするんだが、この際まとめて行ってみることにした。まず通りから見える「BESS」の文字と、いかにもカッコいいログハウスの建物。これは「LOGWAY BESS 札幌」のモデルハウスだった。BESSという会社は全国展開していて、「自然と調和しながらログハウスで暮らす」というライフスタイルを提案している。なかなか先進的な会社だ。

 

 次に「御料理屋&茶房 BENZIEE」。店のホームページを見たところ、もともと1981年創業の江別で一番古いソバ屋からはじまり、現在はダシにこだわったお茶漬けなどを提供する割烹料理屋として営業している。御料理屋&茶房の名のとおり、抹茶などのドリンクメニューもあって、私は宇治抹茶フロートを注文した。シュガーレスの抹茶の渋みにアイスクリームの甘みが溶け合い、なかなか美味しい。

 

 最後に「陶芸工房 アトリエ陶」。ここは学生や子供たちに土に触れる陶芸体験をしてもらうために作られたアトリエで、隣接する農場、レストランなどとあわせて「風の村」という大きな施設の一部なのだという。公式ホームページでは「芸術と自然に生きる感性豊かな生き方」をコンセプトとしている。とても志が壮大で素晴らしい。

 

 道道110号線は、ほかに最も目を引く「トンデン・ファーム」などもあって、わずか数百メートルの通り沿いにユニークな店舗がいくつも集中しているのだった。