江別に越してくるとき、ほんの少しだけ奮発してCDラジカセを買った。長らく遠ざかっていたジャズを聴くためだ。ところが、最初のうちこそ古いアルバムを引っ張り出してきて聴いたりしていたけど、ここのところ、またしばらくご無沙汰。
ところで最近、ビリー・ジョエルが人生最後の新曲を出したという。小林克也の例の番組でそのことを知って、無性にビリー・ジョエルを聴き返してみたくなった。私は気分が良いとき、たとえばカレーを作りながらとか、知らぬ間に「Just the way you are」を口笛で吹いていたりする。もともと、彼が作るメロディが私は、好きなのだ。
そう言えば、江別にくるとき、もうひとつ奮発してポール・リード・スミスの黒いギターも買ったんだけど、こっちのほうも長いこと埃をかぶったままだ。ずっと弾いていないから、指先にあった固い"ギターだこ"も、すっかりきれいに治ってしまった。
なんとなく、これではいかんと思い立ち、ブック・オフのサイトからCDを3枚ほど注文する。音楽を聴いたり美しい景色を見たり、そんなふうにして、花に水をやるように心に栄養を与えながら、私は暮らしていこう。
*1 庭の花/江別市東野幌144
*2 十年以上前にオーストリアの空港でもらったフリーペーパーの写真
*3 江別市文教台
*4 庭の花/同上