猟のために揃えたもの | キッチン菜園

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小さな畑とプランターで作る野菜と果樹。
分からないことだらけでも、好きなようにやっちゃう。

北海道から四国の愛媛に来て1年半ほど。
まもなく愛媛で2回目の猟期を迎えようとしています。

北海道ではすでに猟期に入っていて、猟友たちが次々と猟果を上げているのを羨ましく思っています。

そこで、久しぶりに猟関係の話を。

これまでの猟の時もずっと思って来ているのですが、猟の時は我が身の安全を守るという意味でも、皆さんご存知のオレンジ色のベストと帽子をかぶるのがある意味ルールとなっています。
なぜオレンジ色?
と思う方もいるでしょう。
その答えは、目立つから。
??
目立つ??
北海道や東北など雪の降る地方では雪が降ってしまうとオレンジ色は確かに目立つのかもしれません。
しかし、猟が始まる頃は紅葉真っ盛り。
オレンジ色は最も目立たない自然と同化する色ではないのだろうか?
するとなぜオレンジ色なの?という疑問が出て来ますが、ちゃんと調べたことがないから、その答えは分かりません。

ちなみに、山岳救助隊の人がラジオで言ってたのですが、山の中で最も発見しやすい色は青なんだそうです。
青色は、確かに自然の中にはない色ですからね。

理由はどうあれ、オレンジの帽子とベストはハンターの正装、戦闘服であることは間違いないと思ってます。

しかし、自分は子供の時から帽子をかぶるのが嫌いなんです。

寒い時は帽子をかぶるだけで随分と寒さをしのげるとか。
でも嫌いなものは嫌いなんです。
だったら髪の毛をオレンジに染めてはいいのでは、となるほど納得のアイデアを出してくれた猟友もいたのですが、オレンジ色の髪では日常生活に支障が出兼ねません。
そこで頭部がオレンジならよしとしようというのが我が結論。

そこで買ったのがこちら。


オレンジ色の耳かけです。
本当はヘアバンドが欲しかったのですが、なかなか出会うことがなく、似たようなものでこれに。

頭が寒いと思ったことは皆無に近いのですが、耳が冷たいと感じたこともほとんどありません。
ましてや耳かけをしてしまったら、無線のイヤホンが外れづらくなるのはいいものの、獲物が近づいてくるガサガサという音も聞こえづらくなるのかもしれません。

まあ、でも、頭部にオレンジをまとうという意味ではいいのかも知れません。
それにめったに髪を切らない自分には、邪魔な前髪が視界に入らなくなるという使い方もできるこの耳かけでを、しばらく使ってみようと思います。


次に、猟のために用意したのがこちら。



白金カイロです。
愛媛の猟をそれほど知っているわけではないのですが、自分が所属する猟隊は、犬とセコがイノシシを追い出して、その他の人たちは待ちに着くというスタイルのもの。
待ち時間は1時間から2時間。
ひたすらじっと待ってます。

大きな声では言えませんが、あまりに退屈なので時にはポットのコーヒーを飲み、買ってきたパンを食べ、あろうことかタバコを吸ったりと、誰も見ていないことをいいことにやりたい放題です。

でも時によっては寒さとの戦いです。

だいたいつま先が冷たくなってきます。
これはつま先用の使い捨てカイロでしのいでます。
ただどうしようもなく寒くなって、体を動かしたこともありました。
その程度で温かさを回復させることは出来ないのですが。

そこで白金カイロを買ってみました。

この小さなカイロ1つを、体のどこにあてがうといいのか。
やはり背中とか腰なんでしょうね。