どうしても欲しくなり、とうとう買ってしまいました。
スベアです。
なぜか、ほしい欲が盛り上がり、現在住んでいる愛媛、松山でちょっと探してみたのですが、なかなか見つかりません。
そもそも、本格的なアウトドアショップがどこにあるのかもまだ分かってないのかもしれません。
松山のロープウェイ街と呼ばれるところにある登山専門店に行ってみたのですが、「うちは登山専門店なので、ガソリンストーブは扱っていません」と言われてしまいました。
そうなんだ、スベアは登山者のストーブと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。
で、札幌に帰った時に、秀岳荘で買ってしまいました。
このスベアと呼ばれるガソリンストーブ。
随分と長い歴史があるようで、基本設計は50年??だか随分と長いこと変わっていないとか。
上の写真は、プレヒートをしているところです。
下のタンクにガソリンが入っているのですが、加熱することでタンク内の圧力を高めて、その圧力でガソリンが気化して噴出し、いい塩梅に燃えてくれるという仕組みです。
そして、五徳と一体となった風防をつけて使います。
よく見ると、青い炎が出ているのが分かります。
さらに意外と静かです。
このスベアを買うには、随分と迷いました。
なぜなら、自分には「永遠の名機」と思っている、これがあるからです。
知る人ぞ知る、ホエーブス725です。
このガソリンストーブは、30年余り使っていて、大したメンテナンスもしていないのに、何の支障もなく使えるんです。
そしてこのホエーブス725と今回買ったスベアは、デザイン、大きさが違うだけで構造が同じなんです。
どちらもホワイトガソリン仕様ではありますが、当たり前のように赤ガスと言われる車に入れてるガソリンも使えます。
ただ、車のガソリンを入れるとガソリンの噴出口にススがたまりやすい。そこを見越して、どちらのストーブにもススを除去するための機能も付いてます。
だったら同じだし、改めてスベアを買う必要はあるのか??
でも、どうしても欲しくてしょうがなくて買ってしまいました。
これは物欲なのか、わざわざ似たようなものと分かりながら手に入れるというロマンなのか。