アルコール依存症については知っている方は多々いるかと思いますが、
今回、私はアルコール依存症の特徴を私なりに書き綴りたいと思います。
（下記の特徴はアルコールを他の依存症に置き換えれば他の依存症にも重なる部分があるので、他の人にも参考にされたらと思います）
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大目に見てゆるしてくれる人の数が減るにつれて、私たちは社会から、そして人生そのものから少しずつ身を引いていった。（自分は悪くないという気持ち、行動よっても同様に、客観的に見て、変な行動の自制が出来ていない。自制できていないので、社会から離れることもある）
私たちがアルコールという王者に服従し、その狂気の王国で震えおののいている住人になりさがったとき、孤独という凍えるような憂鬱なきりが私たちのまわりに垂れ込めた。霧はどす黒さを増しながら濃くなっていった。私たちの中には、理解し、認めてくれる仲間を求めて、金目当ての遊び場のようなところにまで行った者もいる。だが、一時的に得られたその仲間からもすぐに忘れられた。（現状を変えたくて起こした行動が裏目に出ることもある。現状の悪い状態を少しでも良くするために、良しとされない所へ行くこともある。）
目覚めては恐怖や混乱、いらいら、絶望といった、人間にとって一番の恐ろしい災いに対面しなければならなかった。（根本が変わらなければ、恐怖や絶望はなくならない）
あなたが不幸な依存症者であればわかるはず。
自分はどうも何かがおかしいと痛感しながらも、アルコホーリク（アルコール依存症）がどういうものなのかが十分に分かっていない。
自分ではどうにもできないと認めて、全てを手放す事を受け入れるには犠牲が大きすぎると答えてしまう。
そうすると、誰かに自分がアルコホーリクであることがばれてしまうのではないのかとビクビク暮らすことになる。
自分の飲酒のことがまだ誰にも知られていないという、アルコホーリクに共通するおなじみの強迫観念を持っていた。
周りの人のおかげで生計を立ててこられた。アルコールのことをみんなに明かして、家族の立場をいっそう悪くし、自分の今後の生業までなくせというのか。なんだってする気はある。でも、それだけは駄目だ。という。
（自分の価値観で大事なもの決め手、それを守っている。今、悪くして被害を出すより今を守ることに終始し、後々に引き伸ばしているのに気付いていない。）
それでも、自分が信じる神に対して心を閉ざさずに、自分の問題に正直に直面することが出来れば、私たちの体験に照らして回復できるということである。
障害となるのは、不寛容で、攻撃的な否定の態度だけ。
（ここでいう神は固定の何かを指すわけじゃなく、回復は自分自身のみの力では回復出来ないので、他に回復をゆだねるための何かを指す。この何かは誰かや何かといった物質ではないため、神と名して形容している）
（アルコホーリクス・アノニマスより一部参照・改変）
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依存は何等かの強迫概念があって、今を壊したくないからこそ、依存症になっていて。。。
何かを壊すのは大変怖くて、労力がいる行為で。。。
だから、依存の治療は難しい。
依存症予備軍はまだ簡単に引き返せるだろうが、依存症になったならば、今症状が止まっていたとしても、いとも簡単に破滅へと向かってしまう。
その一滴の狂気をどれだけ引き離せるかが鍵だと思っている。
物理的に引き離すもよし、精神的に引き離すもよし。
依存の内容によっては物理的に引き離すのは難しいものもあるが、容易なものもある。
容易であれば、一生手の届かない所に置いておけばいい。
難しいのであれば、精神的に距離をおくしかない。
その距離を置くために環境を含めた周りの手助けが必要だったりする。
その手助けが家族の者もいれば、病院だったりするのだろうが、共感という意味では、同じ依存症者の集まり（自助グループ）が大役を担っているのではないかと思う。
どうしても、回復には同じ境遇の人の話が重要になると感じる。
他人が頑張っているなら自分も頑張る。
他人が脱落したら、自分はそうならないように頑張る。
みんな苦労しているんだという孤独を無くす。
自分が持っている苦しみを口にして、共感してもらえることで、心が安定していく。
精神的に楽になっていく。
これで依存に頼らなくても大丈夫になっていく可能性が広がる。
こういった巡り合わせも神の力の１つなのだろうと解釈すれば、いたる所に神の力が働いているのかも。
利己的では共感の大切さ、特に他人の話を聞こうってことにはならないと思うので。。。
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