こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「チャージバックの結果」
です。
先日、ブラジルのバイヤーがPayPalへチャージバックを申請しました。
結果は、PayPalが全額負担してくれて、私の損害はゼロでした。
そこで、この情報が少ない「チャージバック」についてお話しますね。
まず、チャージバックはPayPalから突然メールが届きます。
その時点で、対象となった取引の資金は「保留」になってしまいます。
また、送られてきたメールには「つぎに何をすべきか」が書かれてあり、
具体的には「発送証明」の提出を求めています。
ただ、発送証明といっても難しいものではなく、
単純に「発送ラベル」で大丈夫です。
この発送証明を提出したら、もう何もすることはありません。
あとは、PayPalの社内調査を待つだけになります。
ちなみに、このPayPalの社内調査は、
チャージバックが申請された日から「30~45日」の間におこなわれます。
つまり、結果が出るのに最低でも1ヵ月以上かかることになります。
とはいっても、
チャージバックはクレジットカード会社が最終判断するものなので、
最終的な結論が出るには、さらに「75日」待つ必要があります。
これは、クレジットカード会社が調査する期間です。
また、PayPalが独自に判断することはできないため、
こちらがいくら正当性を主張しても認められるかどうかはわかりません。
これがチャージバックの恐ろしいところです。
でも、正当性が認められる場合が1つだけあります。
それは、PayPalの「Seller Protection」に該当している場合です。
この場合、PayPalはセラーに対して「独自の判断」を下してくれて、
資金が全額戻ってきます。
今回、私のケースはこれでした。
ちなみに、PayPalの「Seller Protection」に該当する条件は、
1.eBayを通じた取引
2.PayPalへ登録された住所へ発送
3.トラッキング情報がオンラインで照会可能
という3つです。
つまり、eBayで「ふつうに販売」していれば、
チャージバックの心配は一切ないということですね。
でも、これは裏を返せば「直接取引」への警告かもしれません。
もし、チャージバックによる損失をゼロにしたいなら、
“直接取引はやめなさい”
という意味が込められているように思います。
ということで、チャージバックと上手に付き合ってくださいね。
タケ