皆さん、こんにちは。
今日のテーマは
「適正な利益とは何か? vol.3」
です。
前回、適正な利益を考えるために、
「リスク費」という要素を忘れないようにする
という話しをしました。
このリスク費について、もう少し考えてみたいと思います。
発送した商品が返送された場合、
「バイヤーによるキャンセル」の他に、もうひとつ選択肢があります。
それは「再発送」です。
では、再発送の送料として、あなたはバイヤーからいくらもらいますか?
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おそらく「販売したときの送料」だけをもらっていると思います。
すると、前回お話しした損失が発生するはずです。
つまり「作業料」が赤字になるわけです。
私の場合、eBayのDSR(Detailed Seller Ratings)を低下させないために
「実際の送付コストより安く、送料を設定」
しているため、再発送をおこなうと赤字がさらに拡大してしまいます。
ですので、再発送をおこなった場合
・事務処理料
・梱包作業料
・送付コストの差額
という損失を、リスク費として利益に盛り込む必要があります。
ちなみに、あなたが、
いままで再発送をおこなった経験がないなら、こんな疑問を感じるかもしれません。
“そのまま、もう一度送るだけなので、梱包作業は必要ないのでは?”
確かに理論上はそうなのですが、
返送されてきた商品(荷物)は「往復の旅」をしているため、
外箱(ダンボールなど)がかなり破損していますので、
そのまま再発送というわけにはいきません。
また、税関検査を受けた場合、
商品の梱包がかなり乱れていますので、開封して再梱包する必要があります。
ということで、
適正な利益に組み込むべきリスク費として、
「再発送における事務処理料と梱包作業料」
を忘れないでください。
タケ