商品の返品と関税 | eBay,Amazon.comなどで個人輸出のブログ

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皆さん、こんにちは。

今日のテーマは
「商品の返品と関税」
です。


eBayにて販売した商品が、お客様都合で返品されてくることがあります。

この場合の「関税」についてお話しします。


多くのセラーはeBayにて、
「返品可(Return accept)」という販売をしていると思います。

そうであれば、
スムーズな返品処理が顧客満足度のアップにつながります。

では、スムーズな返品処理に必要なことはなんでしょうか?

それは、
・返送先の宛先
・発送方法
・バイヤーが支払った関税の還付
・日本への到着時における関税の免除
という3つです。

1つ目の「返送先の宛先」については、何も問題ないと思います。

2つ目の「発送方法」は、セラーの発送方法と同じで良いでしょう。

3つ目の「バイヤーが支払った関税の還付」については、
バイヤーさんが知らないことも多いので、
セラーとして説明する責任があるでしょう。

余談ですが、関税の還付手続きが面倒であることから、
バイヤーが返品をあきらめることもあります。

なお、関税の還付手続きについては国ごとに違うので、
バイヤーさんの郵便局や税関に問い合わせてもらうことを伝えればよいと思います。

最後の「日本への到着時における関税の免除」はとても大切です。

なぜ、とても大切かと言えば、
・何もしなければ、基本的に関税がかかる
・関税は、最終的にバイヤーの負担となる(私の考え)
からです。

海外から到着した商品は、税関にとっては「輸入品」ですので、
特別な理由がない限り、関税がかかります。

ただ、この関税は二重課税ですからセラーが負担する必要はないはずですので、
もし課税された場合は、免除手続きをするか、
バイヤーへ負担を求めれば良いでしょう。

ちなみに、私はバイヤーへ負担を求めています。

なぜなら、免除手続きは「荷物を受け取る前」におこなう必要があるので、
スムーズな返品処理ができなくなること。
そして、手続きにかかる「時間と労力」を考えた場合、
その費用の方が免除される金額をはるかに上回るからです。

そこで、関税の支払いを防ぐために、バイヤーさんへ
宛名ラベルに「Returned Item」と書いてもらうよう、お願いします。

さらに、返品を証明するモノを同封してもらうようにします。

例えば、セラーが作った宛名ラベルや納品書です。

ただ、これらの方策によって、
関税の支払いを免除されるかどうかは確かではありません。

なぜなら、免除されたかどうかを示すものは「何もない」からです。

ちなみに、返品された商品の受け取り時に関税を要求された場合、
私は「受け取りをしない」で、バイヤーさんへ連絡をします。

そして、関税の処理について、
どの方法を選択するのかをバイヤーへ聞いています。

その方法とは、
1.関税と同額を、PayPalを通じて支払ってもらう
2.受け取りを拒否して、再返品してもらう
の2つです。

なお、関税はバイヤーが支払った代金(商品価格+送料)と
相殺しないほうが良いと思います。

なぜなら、バイヤーが返品したことを理由に
「全額返金」をPayPalへ求める可能性があるからです。


ということで、
商品の返品は頻繁に起きることではないが故に、
対処方法が明確になっていませんので、
慎重かつスムーズに対応してください。



タケ