皆さん、こんにちは。
今日のテーマは
「在庫切れリスクの管理 Vol.3」
です。
先日、
無在庫販売において避けては通れない「在庫切れリスク」を取り上げました。
そして、私が考える在庫切れリスクとは
1.お客様を満足させられない
2.ネガティブ・フィードバックを受ける
3.FVFが返還されない
の3つであることをお話ししました。
そこで、この在庫切れリスクを
「どのように管理したらよいか?」
考えて来ました。
その答えの1つとして、
「商品の仕入れ情報を最新状態に保つ」
ことについて前回お話ししましたので、
今日はそのつづきです。
そもそも、無在庫販売における在庫切れというのは、
出品時に予定していた仕入先からの購入が出来なくなったことを言います。
となれば、対策として考えられるのが
「複数の仕入先を用意しておく」
ことです。
つまり、Aという仕入先がダメでも、Bへ行けば良く、
それでもダメならCという仕入先へ行くということです。
3つくらい仕入先の候補を持っていると、
在庫切れリスクはかなり低くなると思います。
ただ、仕入れ価格が変わってくることが多いので、
「商品の仕入れ情報を最新状態に保つ」というリスク対策に
この仕入先情報も加える必要があります。
とはいっても、商品によっては予定していたすべての仕入先で
「売り切れ」になる可能性が高いです。
そうなると、別の仕入先を探す必要が出てきます。
そして、この作業にかなりの時間を取られことが問題です。
この「別の仕入先を探す」リスクへの対処は
1.探索にかける時間を制限しておく
2.仕入れ価格の許容値を決めておく
という2つです。
まず、別の仕入先がすぐに見つかれば良いですが、
そうはいかない場合が多いのも事実です。
であるなら、いつまでも探していることは「時間の浪費(損失)」ですので、
探索時間を決めておいて「あきらめる」ことも大切です。
また、運良く別の仕入先が見つかったとしても
仕入れ価格が赤字を出すまで高くなっていることもあります。
この場合、
1.赤字を覚悟して仕入れる
2.お客様へ「在庫切れ」を伝える
のどちらかになります。
この2つのどちらを選択するかを判断するため
「上限価格」を決めておくと良いと思います。
“どうしようかなぁ...”
と悩んでいる時間も浪費(損失)です。
ということで、
在庫切れリスクである「予定仕入先の売り切れ」についてお話ししました。
続きは、次回にします。
タケ