皆さん、こんにちは。
今日のテーマは
「言葉足らずは、損をする?」
です。
先日、
あるお客様から「同梱送料(Combined shipping cost)」について質問されました。
それは
“3個買ったら、送料はいくらになるか?”
という質問でした。
私は
“EMSを使って、$39.2です。”
と答えました。
するとお客様は
“1個当たり $13.06になる。
単品での送料が $12.3 と書いてあるのに、なぜ、高くなるのなるのか?”
と聞いてきました。
私は
“$12.3 はSALの送料です。3個の場合、EMSでお願いします。”
と答えました。
すぐに返事がきて、
“あなたは「同梱できる」と書いてあるじゃないか!”
と言ってきました。
このとき、私は「なるほど」と思いました。
というのも、私はお客様の選択肢を増やすために3種類の送付方法を用意していますが、
同梱の場合、商品の総額や総重量によって送付方法を変えており、
当然のようにEMSを選択したからです。
しかし、商品ページに同梱ができると書いてあるなら、
「その中で一番安い送付方法でも同梱可能」
という意味になるはずだと、気が付いたわけです。
これぞ「やってみないと分からない」です。
1つ勉強した私は、
“2個ならSALで発送できます。送料は$15.8です。”
という返事をしました。
この返事でお客様は納得したようです。
(返事が来ていないの、勝手にそう思っています)
さて、ここまでの話しが今日のテーマである
「言葉足らずは、損をする?」
にどう関係するか、お話しします。
まず、お客様の「言葉足らず」についてです。
そもそも、
同梱での発送を希望するということは“安く買いたい”と言っているわけです。
だから、こちらもそれに応えて「同梱できる」と書いてあるわけです。
実際に、単品で購入するより送料はかなり安くなるようにしています。
今回も、EMSを使って単品購入した場合の半額くらいの同梱送料になっています。
しかし、質問への回答には「EMSを使って」と書いてあるわけです。
であるなら、こういった言葉が質問に必要ではないでしょうか?
“EMSの送料は分かったよ。ちなみに、SALで送ることは出来ないの?”
もちろん、質問している人は、こう思っているのかもしれません。
しかし、いきなり
“なぜ、高くなるのなるのか?”
と言われたら、こちらも“ムカッ”とします。
これを避ける方法は
「相手の意見を理解したと表明した後に、自分の意見を言う」
ことです。
つぎに、私の「言葉足らず」についてです。
私は、当たり前のようにEMSという選択をしました。
しかし本当は、送料を伝える前に、この言葉を言うべきでした。
“3個だと総額と総重量の問題でEMSしか使えません。ご理解ください。”
ということで、
eBayでの売買はAmazonとは違い「人手を介して」おこなわれています。
だからこそ、バイヤーが値引き要求したり、
セラーが売り込みをできたりするわけです。
そうであるなら、
「言葉足らず」が「損失」を生む可能性はとても高いと思います。
皆さんも「言葉足らずは、損をする?」について考えてみてください。
タケ