ソレタコデュアル若い人には何のことやらわかりませんなぁ?
ん?何かのおまじないか?ってw
クルマ好きなオッサンには馴染み深い言葉だと思います
昭和を代表する自動車チューニングの三種の神器と言われてました。
「ソレックス」「タコ足」「デュアルマフラー」
純正でこれが付いているのは国産車ではS20を搭載しているハコスカ、ケンメリGT-R とフェアレディーZ432くらいしかないんじゃないのかな?違ってたらごめん。
で、色々語りたいとこだけど話がそれまくるのは目に見えているので本題に入ります。
この前オーバーホールしたソレックスと共に持ち込まれたタコ足。これも30年以上放置されていたらしい某メーカーのステンレスのやつ。
こいつが曲者で取り付けがすんなり行かないのはわかっていたので仮組みしてみた。
クルマにいきなりは面倒なのでウチに転がってるL20で
すると予想通り。
けどこの部分の予想はしてなかったのだがインマニが見事に激突
試しに他のインマニだとギリギリ当たらない・・・・
今更3番4番のパイプを作り直す気はサラサラありませんので
ここはブチ殴ってクリア(笑)
で、今度はキャブを仮組み。。。
すると真ん中のキャブを付けてドキ
なんと加速ポンプのロッドの真下にエキマニが・・・・
かなりヤバイです。
アクセルを開けるとこの矢印の方向に動きます・・・・
仕方ないのでここもブチ殴ってやるぜぇー
と、まあ・・・・こんな感じでベッコリとやっつけてやったぜぃ
取り付ける車輌はローレルSGX
気持ちいいくらいオリジナルのエンジンルームなんだけど、以前オイルパンを修理した時に下からエンジンの中を覗いたらなにやらチューニングの形跡があったのです。
ピストンやコンロッドが削られた跡やらクランクに純正じゃない後から開けた穴とか・・・・
間違いなくバランス取りとかされているはず。ピストンは大きくは無いが純正オーバーサイズかなみたいな。
現オーナーも何十年も乗ってる車輌ですが、最初のオーナーがエンジンをチューニングしてるみたいなことを言ってたらしいです。
で、今回キャブを交換するにあたってポートが見えるんでワクワクしています
ご対面
おおおおお~やってるやってるぅ~
ポート研磨してるわぁー
インマニの方もやってるでぇ~
けど奥のほうはそのままだねぇ。
なるほど・・・
インマニとポートの段付きを修正してるんですねぇ~
シブいチューニングです。他は全て純正ってのがカッコよすぎです。
因みに排気ポートもちゃんとやってありました
で、、またまた事件が
このタコ足ほんま嫌だぁーーーーーー
オイラも以前何台か付けたことあるタコ足なんだけど普通L20の排気ポートは四角で、それに合わせてタコ足のフランジ部分はパイプを四角にしてあるんだけど、コイツは丸いまま・・・・
しかも1番と6番のパイプは共に内側に向いててそのまま付けるとスタッドボルトに超接近ワッシャもナットも入りません
これ6番側。
こちらが1番側です。
仕方ないので炙って凹ましましたワッシャも加工しました。
このようにL型はインマニとエキマニをこんなふうにこのナット1本で押さえる格好なんよなぁ・・・フランジの高さも違ったから削ってそろえて・・・・・・・・・・
ほんま疲れるわ
なんとかタコ足はクリアしたけど
今回取り付けるインマニがL28用の物なのでポートの大きさが全然違います。
L20の33ΦからL28の36Φに入り口だけ拡大します
さすがにこのまま削るとヤバイのでポートの奥に詰め物をして切粉が入らないようにしてやりました
黒くなってるのは青ニスが無かったので普通の缶スプレーの艶消しブラックwwww
無事に仕上げも終わり完成です
けどこの体制でポート削るのは腰痛持ちのオッサンには辛いわ
はい段付きは無~し
これやってなきゃ間違いなくこの部分にガソリンが溜まりそうwww
続いてオイラがもっとも苦手なバンテージを巻いてます
マニーホールド仮付けしてみた。
なんとか問題なくいけそうです。
次はリンケージの加工です。
純正がちょいと長いので6センチほど切っちゃいます。
リンケージはバッチリ
そのまま肉盛り溶接はかっこ悪いのでパイプを通して溶接してみたこのほうが強度も出るかな・・・
因みにヒートプレートも取り付けに苦労しましたw
まだまだ先は長いけど頑張ります。
次はマフラー製作です