どんな自己開示をするかにも人柄が出る【本レビュー】人を動かす | 世界が変わるブック&ダイアリースタイリング*ブックスタイリスト中谷貴代/コーチング/読書術/手帳術

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CITTA手帳と読書で

あなたが「本当にやりたいこと」に

時間を使うお手伝いをします。

 

 

ブックスタイリスト
手帳ライフコーディネーター
中谷貴代です。

 

 

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毎日の本レビュー、更新しています!

 

 

本日の一冊はこちら。

 




人を動かす

 


デール・カーネギーが1938年に

初版発行した著書で、

人間関係の分野では

現代の古典と呼ばれる一冊です。

 

 


この「人を動かす」を

再読しようと思ったきっかけが

CITTA仲間の

道田一菜さんに教えてもらった

宮北結僖先生のFacebookライブ。

 

 


無料でありながら

愛と熱意に溢れたお話を

毎日届けてくださいます。

 

 

昨夜は祝100回目!

おめでとうございます!!



その中でも、自身が講師であるため

特に感動した回が

5月19日配信の

オンラインでファンを作るために超★大事なこと

 


 

講師活動をしている人に限らず、

どんな生き方をしていても

会社員でも自営業でも主婦でも

「自分自身が商品」ということには

変わりがないのです。

 

 

だから、どんな自分でいるか、

その自分をどう見せるか

 

 

それってとっても大事。

 


 

自分を信用していただくのに

とっても大事なのが

自己開示をすること。

 

 

宮北先生がおっしゃるには、

自己開示は相手のレベルに合わせる

とのことです。

 

 

相手が少ししか自分を出していない中で

こちらがガツガツ開示してしまうと

相手には響きません。

 

 

逆に、相手にばかり開示を要求して

自分側はぴったり閉じたままだと

相手は嫌ですよね。

そんな自分を隠している人、信用できない。

 

 


CITTA手帳講師の養成の時から、

私は自己開示が苦手だなぁという

自覚がありました。

 

 

自分を出すより、

本などで得た情報を語る方が

得意だし楽。

 

 

自分について語るときも

心情の揺れ動きより

何をどうしたかの事実を

淡々と語ることならできる。

 

 

本日の一冊、

「人を動かす」には

人を変える九原則のうちの一つとして

このようなことが書かれています。

 

 

「自分のあやまちを話す」


人に小言をいう場合、謙虚な態度で、

自分は決して完全ではなく、

失敗も多いがと前置きして、

それからまちがいを注意してやると、

相手はそれほど不愉快な思いを

せずにすむものだ。

 

 

 

一方的に命令や指導をするのではなく、

自分が過去にした失敗を話す。

 


それが、聞き手の共感を誘い、

この人の話を聞こうかなと心を開き、

素直にアドバイスに従う行動を促す。

 

 

これまで接してきた

幾多の方々のことを思い返しても

やはり、自分の経験を

話してくださった方のお話は

素直に納得感を持って

受け入れることができました。

 


 

でも、この「自分の経験」、

響く場合と響かない場合があるな、と

これまで疑問に思っていました。

 

 


その疑問が、

宮北先生のFacebookライブと

本書「人を動かす」で

解けたように思います。

 

 


自分の経験、

特に自分が失敗したり

辛かったりした時のことを話すとき、

その自分にとってマイナスの出来事が

どこに起因しているかが

とっても大事。

 


 

自分は〇〇さんに△△されたから、

とっても傷ついた。


仕事やプライベートでマイナスの経験だった。


でも、その経験を糧にして、

今こうして夢に向かって頑張っている。

 



 

これって、

自分が被害者になっている目線ですよね。

 

 

自己開示しているようでいて、

実はしていない。

 


他を悪者にして、

こんな私って可哀そうでしょうと

アピールしているだけに感じます。

 


経験が響かないと思った違和感の正体は、

経験を聞かせて同情を押し付けていること

なんじゃないかと思いました。

 

 


「人を動かす」の

「自分のあやまちを話す」項目でも

例として挙げられていたのは

タイプミスをしたこと

タバコがやめられないこと

など、

自分が失敗したエピソードです。

 


 

人から傷つけられた経験ではなく、

人を傷つけた経験を

勇気をもって開示できるからこそ

相手を惹きつけ、動かす

エネルギーがあるんですね。

 



 

こう、偉そうに書いておきながら

私もまだまだ自分の失敗を

開示するのは苦手です。

 

 

でも、少なくとも

傷つけられた経験の開示で

人に同情を強要するのはやめようと思いますし、

相手にプラスの影響が出るように

自分が過ちを犯した経験も

大切な人に語っていきたいです。

 

 


本日ご紹介しました

人を動かす


 

原著は1938年に初版発行という

約80年前!の書籍ですが、

表紙やタイトルのイメージのように

お堅くて難しい本ではありません。

 

 

人を動かし、好かれ、

説得し、変える原則について

一般市民から皇帝まで

様々な人物のエピソードを例に出しながら

わかりやすく解説されています。

 

 

現代社会でも通じる

普遍的な原則ばかりなので

人間関係について視野を広く持つのに

ぴったりな一冊です。

 


ステイホームから

少しずつ活動再開しようかという今、

新しい人間関係にトライするために

とてもおすすめですよ。

 

 

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わかりやすいマンガ版もありますね。

 

 

 


 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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