警察官や消防士の正義のミカタは将来なりたい仕事のひとつですよね?
男子であればみんなそうでしょうが、私も子供の頃は誰かの盾になれる力強い職業には憧れたものです。
警備員は割と簡単に夢を叶えるための職業と言えるのではないでしょうか。
そんな夢も、動かないのが仕事と断言するニノさんの話で砕け散ってしまいました。
何回か転職したが設備警備員がダントツで楽だった
現在40代で普通の会社員をやっているニノと申します。
大学を卒業してからこの方、5回ほど転職を繰り返してきた私ですが、ダントツ楽だったのがビルに常駐する施設警備員。
みなさんが、商業ビルや工場に行くと必ず出入り口に座っている制服の人たちです。
夢を壊して申し訳ないんですが、とにかくやることがなくて暇。
施設警備員のお仕事は、行き来する人を監視することだから、他にやることがないんですよね。
炎天下の中、一生懸命働いている人には申し訳ないのですが、365日24時間エアコンの付いた設備でモニターを眺めているだけの仕事ですから、眠気をこらえるのが仕事か?と思える拷問みたいな仕事なんですよね。
ほんと楽でゴメンナサイ。
異常がないのが一番の成果ですから、監視以外の仕事に手を出すと上司からお叱りをうけるんですよね…。
精神的に楽で、常駐する設備の要領を掴んでしまえば、ほんと楽勝な仕事。
ビルで働くいわゆるホワイトカラーの人たちから「書類を誰誰さんに渡してくれ」とか「ここの清掃をやっておいてくれ」って勘違いされて命令されるんですが、すべてお断りです。
万が一安受けやいしてしまうと、聴聞会にかけられ「異常あり」的な人間の烙印を押されてしまいます。
何もしなくていい楽な設備警備でも年収400万円
頑張っても仕方がない職場では、単純なミスしないことが唯一注意している点ですね。
具体的に言えば遅刻や無断欠勤、日報の記入漏れがそれに当たります。
警備業の査定方法は単純明快で、大きなミスをすると昇進が遅れボーナスが下がります。
しかも一度犯したミスは二度と取り返せないシステムですから、皆頑張りはせずともミスを恐れ何もしないって順序で廃人化していきます。
私は根っからのスポーツマンで、肉体改造が趣味って人間でしたが、この職業に就いて太ってしまいましたし、当時付き合っていた彼女から別れを告げられました。
恐ろしいことに、事務職の座り仕事の人と同様に、運動しないから太る何らかの病気が出始めるの悪循環。
活き活きと働かないから、暗い監視室に籠っていると陰気な気分になりますし、なんだかんだ言ってみんな辞めていくんですよね。
もし、座っているだけで楽な施設警備員を目指しているのであれば、体調管理は怠らず、仕事帰りにジムに寄るなどして適度に運動してください。