子供の頃「大きくなったらここで働きたい!」ってマジで思ったことありませんか?
私も住んでいた地域に初めてできた児童館には、毎日通いましたね。
今と違い、まだ野山で駆け巡るのが子供の遊び場でしたから、綺麗な児童館は憧れそのものでしたね。
児童館は体力も使わず子供好きにはピッタリの職場
こんにちわ、現在WEBライターとして活動している24歳のおりんと申します。
私はこれまでに数回転職しましたが、その中で飛びぬけて楽だったのが児童館の職員。
この仕事は、幼稚園や保育園に人材を派遣する転職エージェントの人に紹介してもらいました。
児童館は、市町村が運営する施設で0歳から18歳までが利用可能な施設ですが、小学校に上がる前の6歳までは保護者同伴が義務付けられています。
児童館とひとことで言っても、体育館みたいな部屋、ボードゲームやカードゲームができる部屋、子供向けの本が置いてある図書館のようなスペースなど様々。
子供たちは、我さきへと施設内になだれ込みますが私達職員の仕事はまず受付を済ませるよう促すこと。
来館した子供の中には、ルールを守りたがらない子も混じっていますが、一度施設の規律が破られるとにっちもさっちもいかない状態になってしまいますから、そこは厳しく声をかていきます。
その後、受付用紙を見て来館者数を日報に付けたり、上司に報告。
入職前、幼稚園の先生になるのが夢だった私ですが、体を酷使する現場についていけずアルバイト勤務ではありましたが、たった1年で退職。
それに比べてこの職場は、ひとりひとりに課せられた仕事の負担が少なく、残業とか、持ち帰って仕事する状態にはなりませんでした。
施設柄、公務員チックな職員が多く、みんな仲が良くて助け合いながらの仕事です。
やっぱり人間関係が良いと仕事をする上で大きな強みになりますよね?
児童館は職員同士の仲が良く精神的に楽な職場だった
稀に子供たちから「お姉ちゃん一緒にドッチボールしようよ!」って声がかかるんですが、体力に自信のない私は男性職員にいつも代理をお願いしていましたね。
保育園や幼稚園に比べ運動量が少なくて済む児童館職員は、楽で助かりました。
こんな楽でいいのか?ってこのお仕事。
年収はボーナス込みで280万円もらえていましたが、やはり仕事が楽な分すくなめです。
私は実家暮らしで、ブランド物にも興味がありませんでしたから、十分生活できていましたが、男性職員は館長クラスにならないと生活が苦しいと聞きました。
とはいうものの館長クラスになれる人は、児童館に天下りしてきた人だけなんですけどね。
仕事もせず偉そうに座っている人が、現場で子供たち相手に走り回っている男性職員たちよりずっとお給料をもらっているのは、なんだか不公平に感じて嫌な気持ちでしたね。
それでも、私たちは職員同士和気あいあいと、イベントの企画をしたり、軽い体操やダンスでお手本のお姉さんとして踊ったり、楽しめましたね。
運動神経のない私にとって、体操やダンスはなかなか覚えられずリズムにも乗れず、子供たちに笑われてばかりでしたけど、今になってはいい思い出です。
子供と遊ぶだけの児童館が楽で人気な理由まとめ
これだけ楽だと希望者が殺到しているのも分かりますが、苦労も告白しておきます。
まずは、中学生や高校生の中にはやんちゃしたい不良少年たちが混じっています。
彼ら彼女らは、ルールを破るのが自分たちの武勇伝になるようで、叱るときはまるで親御さんになったかのようにピシっとしかりつけてやりました。
最近ではモンスターペアレンツがいるので、知らない子を叱るのって勇気が要りますが、慣れてしまえばできてしまうものです。
皆さんも勇気を出して応募してみてはいかがでしょうか?