今週土曜日は満員御礼となりました。
日曜はまだ若干空きあります。
ところで昨日イヤ~なサバフグが釣れてたんですけど、その中に妙にデカいのが....。
↑下のやつ。
うーん…まさか....ドクサバフグでは。
サバフグの仲間としてはクロサバフグとシロサバフグが有名で、下関の安価なフグ土産(干物や雑すいの素など)はこれらの加工品です。
しかしもう一種、身肉に強毒を有するドクサバフグがいます。
見分けるには「背中のトゲトゲ」の範囲に注目。
ドクサバフグはざらざらしたトゲの範囲が第1背ビレまで達し、ほかはその手前で途切れます。
この個体は後者でした。ひと安心です。
南方に多いとされてきたドクサバフグは、近年の温暖化のせいか、至近な駿河湾で確認されています。
今やどこで釣れてもおかしくありません。
「サバフグには毒がない」なんて豪語して食べる人もいるようですけど、本当にきちんと見分けているのでしょうか。
私、ずいぶん前にフグ毒のことを知らべたことがあるんです。
そしたらですね
「フグ類は、魚類の中でも種間の交雑が多い」
とありまして....
つまりはハーフやクォーターなんかもいたりして、そういうフグはどこに毒があるか分からないそうなんですよ。
こわっ。
パっと見で判断しては絶対にいかん! ということですな。
やっぱフグ類は素人料理厳禁。
おあとがよろしいようで。
ちゃお。