富山県でセルコ ホームの2×6、APW430、第3種換気、ガルバリウム鋼板と杉板張りで太陽光発電によりある程度自立循環可能な滑川パッシブの家に住んでいます


Q値1.19、UA値0.3、C値0.56の高断熱高気密により省エネルギー


日射取得、日射遮蔽、通風等パッシブでさらなる小さいエネルギーを重視しました
 

 

 

第1種換気を使わない 断熱性能はどのくらい必要?その1

南面に必要なだけの大開口部を設ける 断熱性能はどのくらい必要?の続きその2もあります

 

断熱性能はこの位必要だ!

 

Q値(UA値)○○の家を作りたいんです!

 

なんて考えたり打ち合わせする建主はかなり少ないでしょう

 

私は家作りをしようと思ってから約2年は家作りの勉強漬けでした

 

独学では正しいのかどうか分からないので専門家に勉強会を開いて頂いたり高断熱高気密で有名な建築家さんに会いに行って質問攻めにしてしまったりと今考えると大変迷惑を掛けてしまったと思います💦

 

最初は自分の家作りの為に勉強をしてきましたが、今は友達や知り合いだけでなくせめて北陸に良い家が増えるように勉強し発信しています

 

そんな私が思う北陸(といっても広いですし地域毎に気温差なんかもありますが)で必要な断熱性能はQ値で1.3〜1.4、UA値で0.4以下だと思っています

 

何故か?

 

国の基準のQ値2.7、UA値0.87はレベルが低過ぎます

 

なので半分位の1.3〜1.4にしておけば多分大丈夫だろう!といった簡単な理由ではなく、専門家や建築家さんやHEAT20等など色んな方々の意見を参考にした数値です

 

30年しか住まないなら私はこの位がいいと思います、何年住むかによりますがこのくらいがコスト バランスがいいです、少ないエア コンで家中の温度差を少なくするにはこのくらいでしょうといった話をいろんな方から聞いてきました

 

家は3度建てて何とかかんとかといいますが、まず一生に一度の買い物だと思います

 

30歳で家作りしたなら今後の医療の発達なんかも考えると90歳前後まで生きるでしょう

 

すると60年住まう住まいが当然必要になります

 

そう考えると私が勧める断熱性能の家は高断熱過ぎるから無駄ということはないでしょう

 

歳をとると代謝が落ちて寒さを感じやすくなりますから、今だけを考えた家作りはキケンですしね

 

実際に私の友達と比べてもだいたい皆同じ額の建築費用が掛かっていますが、光熱費は滑川パッシブの家が1番安いです

 

少なくとも電気代だけで年間50000円は安いですしファン ヒーターは必要ないので灯油代が掛かりません(下手に電気代の話をすると自慢話になってしまいます💦)

 

電気代だけで考えても60年で3000000円は滑川パッシブの家が安くなります

 

断熱性能が全く同じで大きさも全く同じ住まいでもどのような作りかで光熱費はかなり変わるのでトータルで考えなければ難しいですがね💧

 

総二階の35坪前後の大きさの住まいなら暖冷房計画にもよりますが1、2階に6畳用エア コンが1台ずつあるだけで効率よく暖冷房できる断熱性能です

 

しかしその条件としては

 

・第1種熱交換換気を使わない

 

・南側に必要なだけの大開口部を設ける

 

・樹脂サッシでトリプル ガラスを使う(南側は日射取得率の高いもの)

 

・断熱性能とは関係がありませんが、パッシブを考慮する

 

これが重要だと思います

 

これについてはかなり長くなるのでまた書きます😥

 

 

とりあえず家電量販店なんかで売っている1番安い6畳用エア コン1台で各階が暖冷房できる(設備更新コストと電気代があまり掛からない)と思って頂けたら何か凄いな!というのが分かって頂けると思います

 

 

 

因みに…そんなに断熱しても意味ないですよ!無駄だと思います!というメーカーやビルダーさんってそこまでの断熱性能の住まいを作れないだけだったり…

 

そりゃ否定しかできませんよね💧

 

天井温度と床温度が大きくても2℃以内だから足が冷たくない、リビングや寝室から玄関に行ってもトイレに行っても寒さがない、冬はインナーと薄い長袖くらいで過ごせる住まいを一度体験して頂けたら伝えたいことを分かって頂けるんですがね💦

 

↓滑川パッシブの家の計算結果です