エレベーターの乗り降りに携帯みながらは危険 北スマトラ州クアラナム国際空港で | 知りたがりな日本人のブログ@インドネシア

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日本語では検索できないインドネシア国内の話題を、雑談に使えるレベルで解説。

エレベータ-内で、入った側の扉に顔をむけていた女性、降りようとした階で扉が開かない。実は、反対側の扉が開いていたのだけれど、女性はそれに気づかず、閉じ込められたと思ってパニックになり、すぐに家族に電話。扉を開くために色々とボタンを押している様子。すると、扉が開いて、通話を続けながら扉に向かった女性は一瞬にして映像から消える。

 

家族はすぐに空港職員の立ち会いでエレベーターを調べたが女性は見つからなかった。防犯カメラの映像で女性はエレベーターの外に出たように見えるということで、空港職員もそれ以上の協力を拒んだ。

 

それから3日後、そのエレベーターの付近の異臭に清掃員が気づき、エレベーターの下を調べたところ、女性の死体が発見された。

エレベータの扉と床の間に40~60cmもの隙間があり、開かない筈の扉が何故開いてしまったのか調査中とのことだ。
 

開港してから十年足らず、見た目が近代的だからといっても必ず安心安全というわけではないということを改めて感じる。もっと築年数の古そうなショッピングモールのエレベーターでも、もうずっとこういう話は聞いたことがない。空港職員の対応の悪さもそうだ。手続きが大変だからとか何とか言って本当に事件になってからでないと何もしてくれない。
 

公開されている防犯カメラの映像を見ると、自分も同じ状況になったら同じことをしてしまうかもしれないと思うところがたくさんある。エレベーターで閉じ込められたと思ったら、携帯電話で助けを呼んで待つ。慌てる必要はないのだということを覚えておこう。
#wanita jatuh di lift kualanamu