大学受験予備校EASTの塾長ブログ

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北海道札幌市南区の大学受験予備校です。
明るく、笑顔で、厳しく!
勉強は楽しいからもっとがんばろう、と努力できる環境を目指しています。
高卒生、高校生予備校の授業の様子だけでなく、中学生、小学生がもくもくと学習する様子をつづっていきます。

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年間のカリキュラムの見直しと教室内の整理整頓のため、GWは教室を閉めさせていただきます。

4/28(月)~5/6(火)まで

ご迷惑をおかけしますが、
お問い合わせなどは
5/7以降にお願いいたします。
塾で何をやったのか、
宿題は何が出ているのか、
子どもが見せてくれないんです。


とお悩みのお母さんから相談がありました。
それは確かに心配です。

ただ、掘り下げて話を聞いてみると
宿題をやったかやってないかを見て
その事だけを叱ったり、
テストの点数だけで
子どもさんを評価することが多いようでした。


一方の子どもさんの方はというと、
一生懸命やっていることを
お母さんに認めてほしくてしょうがない。



そこで、
お母さんにお願いしたのが、
勉強した量ではなく、中身がわかっているかどうかを見るだけにしてほしい、ということです。


宿題が終わっているかどうかは、
お子さんに問わなくてもよく、
その代わり、ノートやテキストなどを定期的に見ていれば、
理解すべき内容がわかっているかどうかが、見えてきて、安心できます。

そのお母さんのお子さんの場合は、特に、
点数にこだわったり期限までに何かする、
ということよりも、
ひとつひとつのことをじっくり理解したいタイプです。
いちいちお母さんから終わっているかどうかについて言われても、そこにもともと意識がないので、せっかく楽しんでやっている勉強を、好きではなくさせてしまう可能性がありました。


宿題が終わらなくて叱るのは、先生がやりますから、お母さんは本人が頑張っていることを見てあげることを、1時間かけてお話したところ、ほっとしたお顔でお帰りになりました。


親と子の性格、相性によって、
対処方法はいろいろあります。
基本的には、お母さんがお子さんの結果ではなく日常の頑張りを認めてあげると結果があとからついてきます。
小保方さんの記者会見について、
ネット上、テレビやマスコミなどでいろいろ言われています。
高校生や中学生で
将来、研究職 に就きたいと望んでいる人も多いでしょう。
参考になればと、考察してみます。


  こういった、マスコミを賑わす話題の時には、
個人的な感情や好き嫌いを一旦置いといて、
それぞれの立場を考えると、いろいろなことが見えることが多いです。

そもそもこの話題の中心の
STAP細胞の存在が真か偽かということは、科学者たちの研究に任せるしかありません。
私たちが騒いでも再現できるものではありません。

むしろ、頭脳労働をする人たちは、落ち着いて集中できる環境が必要ですから、本当に研究の成果を知りたければ、周りは我慢して静観しているべきです。

素人だけど自分も知りたい、と思ってもそこは我慢し、研究者の思考をむやみに妨げるものではありません。
その研究者のその思考は、もしかしたらつまらないものかもしれませんが、もしかしたら、世界の価値観を変えるものかもしれません。

ですから、記者会見の中で、証拠となるものをなにも出さなかった、との意見もありますが、これだけこの研究について騒ぎになっている中、共同研究者や上司よりも先に、素人であるマスコミや世間に研究内容を見せるのは科学者の手順としてはおかしいことになります。

それを、なぜ先に、記者会見で説明しなければならないとマスコミは考えているのでしょう。
単に、知りたい知りたい教えて教えて、とだだをこねているだけです。
そして、知りたいことを教えてくれなかった意地悪な人、というイメージの放送やコメント、ナレーションをつけているのです。


ですから、これから大人になる今の若い人たちには、物事の本質は何か、本当の問題はどこにあるのか、という視点を常に持っていてほしいのです。



次に、理研の上司たちについて見てみます。
小保方さんはユニットリーダーですが、完全独立していたわけではなさそうです。
研究室の上司は誰でしょう?同僚は誰でしょう?
論文は投稿する前に大抵誰かに見てもらい、チェックが入りますが、それは大抵、研究者より上級の者です。
共同研究者も理研の上司もだれも発表前にこの論文を見ていないのでしょうか?

恐らくこの方たちの立場は、こうです。
自分たちにも少しはチェックの不備はあったかもしれないけど、小保方さんのように容赦なく批判を受けては大変だ。ましてや、ノーベル賞に汚点をつけてはならない。

物事には、いろいろな側面があり、より多くの方向から見た方が真の姿が見えてくるものです。
小保方さんがひとりの責任だと発表した理研に対して、マスコミから、理研の責任は?という取材をして掘り下げれば、さらにいろいろ分かってくる部分があるはずです。


最後に小保方さん本人の行動について、考えてみます。
小保方さんは、1月末にSTAP細胞を発表してから、執拗なマスコミの追い回しに耐え、外出も研究もままならない状況でした。
その後、研究の疑問が持ち上がったとき、
公の場での発言を上司からとめられ、
その上さらに、その上司は自分を守ってくれるどころか、
自分一人に責任を被せようとしている。

というのが、小保方さんの立場からの見え方ではないかと想像します。
そういった流れの中の記者会見ですから、
弁護士に自分をまもってもらわなければ、心身ともに病んでしまうどころではないのは、当然です。

これを批判する人があれば、過去に不正を起こした政治家や会社の記者会見と比べてみてください。
自分についての謝罪を2時間半もしたというだけで、人間的な芯の強さを感じます。
この事を、だれも評価しないのは残念です。


ただし、全体から受ける印象は、
小保方さんにはチームプレーとか、周りと密に打ち合わせをしながらとか、報連相などの仕事のやり方、同僚や上司とのつながりを作っていなかったのではないか、ということです。
未熟さや無知や勉強不足はここから来るものと考えられます。

少し前から言われていることですが、
これだけ複雑で高度に社会も科学技術も進むと、どんなに優秀な人でも、一人では太刀打ちできない時代です。

STAP細胞をめぐり、小保方さんの立場が苦しいのは、「一人」だからです。

今の大学生、高校生、中学生たちは、仲間を作り、つながることが上手です。
是非、その世代特性の上に知恵や知識を身につけて、社会の最先端を引っ張る人になってほしい。

小保方さんのSTAP細胞が存在するかしないかは今後の研究に委ねるとして、
最先端の研究者を目指す方たちは勇気を持って進んでほしい。
仲間を持てば、物事の真実は見誤りにくくなるし、マスコミや世間も怖くはありません。

がんばれ、未来の研究者たち!
本日は北海道学力コンクール(模擬テスト)を行っています。
みんな実力を出しきって頑張ってほしいです。


この春、東大理科三類(医学部)に現役合格した方が、
東京へ旅立つ前に、小学生に算数を教えてくれることになりました。

集まったのは、
うちの塾の中でも、特に算数好きの、
3年生から5年生(新4年から新6年)。

最初はみんな緊張していましたが、
だんだんと、お互いに自分の考え方を見せ合いながら…
そこへ、先生が、切り口の違う解き方をアドバイス。
ニコニコしながら、とってもハイレベルな会話です(笑)


たくさん頭をつかったので、2時間半があっという間。
最後の記念撮影です。


ここで勉強して合格を勝ち取った卒塾生と、これから勉強して合格を勝ち取ろうとしている生徒さんたちがこんな形で繋がれる機会を、また、作りたいなと思っています。