読書の楽しみ
恥ずかしながら、私はもともと本の虫ではありませんでした。小学校から高校まで「課題図書」なるものが毎年紹介されても、「自分が選んだ本ではないのに読まされている」という気分がぬぐえず、読書感想文の課題をこなすだけのために読んでいた気がします。ですから、いくら「英語が好き」とは言っても、やはり英語の本を日常の読書に充てるのは億劫でした。また、フィクションよりもノンフィクションを読むことがほとんどでした。事実の方が自分の生活の役に立ったり、知識になると思っていましたから。
ところがここ1年くらい、読書にはまっています。Kindleや店頭で買ったり、libraryで借りてきたり、要らなくなった本をタダでもらったり、というのが入手方法で、その中でもlibraryで借りるのが一番のお気に入りです。なぜかというと、期限があるから「早く読まなくては」という目標ができますし、万が一面白くなくても「お金損した!」という気分にならないからです。
娘と息子のreadingの先生がよく言います。初心者はノンフィクションとフィクションを交互に読みなさい、と。「なるほどな」と思いました。日本の国語でも論説・説明文と小説・物語文ではどちらが好きか、といえば、小説・物語文のほうが好きで、読解問題も解きやすい、と思い込んでいる人が多いのではないでしょうか?私もそうでした。論説・説明文は堅くてとっつきにくくて・・・。でも今大人になって、娘と息子の日本の国語の問題を一緒にやっていると、論説・説明文の方が、筆者の目的とか段落構造がはっきりしていて理解しやすいのです。ノンフィクションを読むのとフィクションを読むのでは確かに違った読解力が必要なことに気づかされます。
英語で読書するときに私が使っている「挫折防止方法」を紹介します。
1) Classicと呼ばれる作品(時代を超えて愛される名作)なら、日本語訳が出ていることが多いです。あるいはインターネットであらすじを検索するとかなりの率でヒットします。そこで情報を仕込んでから英語で読むのも、読みやすくしらり、興味を高めるストラテジーです。
2) Kindleは便利。わからない単語があればその単語をタップすれば日本語の意味が出てきますから、いちいち辞書をひく手間が削減されます。もちろんほとんどの場合、辞書なしで勘で読み進めていますが(これが意外に大事なことなんです!)どうしても「これはこのページを理解するキーワードに違いない。だからこれだけは調べないと!」ということもあります。そんな時にKindleのこの機能が役に立ちます。
3) 自分が好きな場所を舞台にした作品を読む。ちなみに私はオレゴンのこの地域を舞台にした小説を書いている作家を見つけました。知っている地名が出てきて自分との距離がぐっと近くなりますし、英語だけでなく、食べ物、流行り、言い回しなどの文化面での発見もあります。またこの作家のFacebookページをフォローして、自分の感想をポストしたりして、ますます読むモチベーションが高まります。続き物で何巻も出るので、次の巻が出るのを楽しみにしています。
4) 読んでいてあまりにもわからない本はさっさと諦める。レベルが自分に合っていない。知らない単語でも想像して読めて、たまに辞書を使うくらいでストーリーが理解できるような本がちょうどいいと感じています。自分のレベル+αのレベルを見極めること。
日本語でも読めない本は読めませんものね?Happy reading!