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ホップステップジャンプ語学スクールのブログ

0歳から大人まで20ヶ国語が学べる語学スクールです。岐阜市近郊に45教室あります。

大統領選2016

アメリカは民主党(Democrats)と共和党(Republican)という大きな政党が2つある2大政党の国です。

民主党のマスコットはロバ(Donkey)で、家庭を象徴しています。シンボルカラーは白と青。自由主義(liberal)で環境・人権・福祉問題に積極的な傾向があります。ヒラリーさんが日々の演説の中で “America is big-hearted.”と言っていたのが印象に残っています。西海岸と東海岸の主な州、高学歴な人たち、マイノリティの間で大きな支持を得ています。

一方、共和党のマスコットは象(Elephant)で、知識と力を象徴しています。シンボルカラーは赤。新保守主義(Neoconservatism)で、経済効率や大企業の発展を重視する傾向があります。支持層は大企業や、キリスト教原理主義者、中南部、保守的な白人の支持を得ています。

もちろんこれは単なる傾向で時代による変化もあるでしょう。この2つの他に第3の党も存在します。州によっては第3の党の候補者に投票した州民が何%から何十%もいた州(ユタ州など)もありました。

私はアウトサイーダーとして選挙戦を傍観するだけでしたが、まさに老若男女が、(メディアがそうさせたのかもしれませんが)関心を持って選挙戦に関わっていたのに驚きました。我が子たちの学校の先生も平気でトランプは嫌いだ、と言ったり、冷やかしでモノマネをしたりしていました。生徒たちも投票日が近付くにつれて「私はヒラリー!」「僕はトランプ!」と言い合いをしていたそうです。(喧嘩には至らなかったそうです。)授業でも大統領選は扱われ、国語のクラスでは「ヒラリーかトランプか」の意見文を書かされたそうです。投票日当日は、”Vote for Hillary!”とか”Vote for Trump!”と付箋に書いて胸につけて学校来た生徒が目についたそうです。また、ハイスクールの社会の先生は、「今夜テレビやインターネットで投票結果の行方をフォローして、記録してきたら、extra point(今の成績にボーナス点を加点)をあげる」と、各州の結果とその州の選挙人団(electoral college)の人数を記入していくと、投票結果が発表されるにつれてどちらが当選確実になるのかがわかるようなワークシートをくれました。普段のテストは難しすぎて高得点がとれない娘は、このときばかりと、extra pointを狙って帰宅後から深夜までCNNとインターネットにかじりついていました。なかなか勝負がつかなかったのでnail-biting time(ハラハライライラする時間)を過ごしましたけどね。

翌朝会った娘の親友(彼女の親と兄はメキシコからの不法移民。自身はアメリカ生まれ。)は落胆を隠せない様子で「途中まで絶対にヒラリーだと思ってたのに。ヒラリーの票数が伸びなくなってきてから、私のお兄ちゃんはここでは言えないような言葉でののしりまくりだった。」とぼやいていました。また、息子のミドルスクールでは、「昨日の投票結果はみんなも知っている通り、トランプが勝ちました。今朝、トランプについて言い合いをしている生徒たちを見かけました。みなさん、学校ではトランプの悪口は言わないように。Be nice and respectful!」と校長先生が校内アナウンスをかけたそうです。

日本では中学生から選挙でこんなに熱くなることはありませんよね。個人的にはヒラリーさんの敗北宣言(concession speech)が感動的で思わず涙が出てきました。It was so difficult to hate her when her speech was so good!  1月にトランプさんがどんな大統領就任演説(Inaugural Address)をしてくれるのか楽しみにしています。