立派に見えるものほど気をつけよ-WEB起業家(創業社長)養成講座11
★このシリーズでは、他では聞けない起業の際の注意点について書きたいと思います。
今回言いたいことは、大義名分のあるビジネスほど
自分に対して厳しく見つめる必要があるということです。
例えば、、、
環境問題を解決するとか、若者を応援するとか、無農薬農業を広める
とか、介護のビジネスをするとか、村おこしを手伝うとか、学校を作りたいとか、育児支援をするとか、障害児の教育に携わるとか、、、、
です。
いずれも、それ自体はとてもよい話なのです。
しかし、
そのような「社会的に価値があると思えるような」起業テーマであれば
あるほど、自分にそれをやる必然性があるかどうか、真剣に検討し、
また反省が必要になってくるのです。
なぜなら、
それに、問題があっても、周りが言ってくれなくなる可能性が高いのです。
もし反対して、「こんな素晴らしいことをやろうとしているのに、理解
しようとしないのはけしからん。」などど言われかねないからです。
それに・・・
そんなことをアドバイスしたくなったら、その相手より、それを
言わずにはいられない自分自身に取り組んだ方がよいということに
なってしまいます。(笑)
つまり、誰も注意してくれないのです。裸の王様になってしまい、
人がついてこないということになりかねないのです。
だから、そのような「よいこと」をやろうとするときは、まさに自分がそれに相応しいか常に反省と検討が必要になってくるといってよいと思います。
次回のテーマは、起業する前にその国・地方で生活する
です。
【今回のまとめ】
「良い事」をビジネスにしようとする場合ほど、自分に厳しく反省する必要がある。