韓国の養子縁組事情 | アース&ムーンの特別養子縁組で子育て中

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長い不妊治療の末にBabyぽけっとさんから特別養子縁組で
生後2週間の可愛い女の子とのご縁を頂いた
天文好きなサラリーマン家族の話

昨日は児童センターに行って来ました。

児童センターにはいい高さの台があって、
ソーラーちゃんがつかまり立ちを良くしているのですが
自宅にはあまりよい高さの台がなくて
つかまり立ちの機会が少なかったです。

ところが昨日はついに覚醒。
アン子とキナ子のケージの格子がつかまり易い事を発見。

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ここから~

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こうして~

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ソ 「え~い

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ソ 「はいっ

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ソ 「立てたよ~

カメラ目線でバッチリレポートしてくれました。


先日、BBCワールドニュースでお隣韓国の
養子縁組事情の特集が放送されていました。

韓国では日本よりもとても血筋・祖先を重んじており、
養子縁組に対しての偏見がとても強いそうです。

韓国では2012年に法改正されるまで
毎年数百人の子どもが海外に養子縁組で出され、
世界一の養子輸出国と言われてしまっていたそうです。
そこで2012年にすべての子どもの出生届を義務付け、
国内での養子縁組を促進させようとした所、
養子縁組自体は国内外問わず減ってしまい、
今度は残念な事に捨て子が増え
毎年数百人の捨て子があるそうです。

しかしこの60年で捨てられた子どもが
韓国国内で養子縁組されたのは4%だけ。
国外で養子縁組された以外の子どもは
現在保護施設で約15000人が生活しているそうです。

子どもを手放す母親の6割が未婚の10代の女性。
韓国では10代の母というのは恥ずかしい事と思われており、
公になるとその母親の人生が滅茶苦茶になってしまうとの事。

ところが性教育については日本同様に遅れているようで
避妊についての教育は無く
10代の妊娠が増えてしまっているそうです。
しかし特別な事情を除き中絶は違法。
なので未婚の母の問題も深刻となっています。

特集では30代で未婚の母となり、
子どもを養子に出した実母様のインタビューもありました。
子どもを手放さなければならない
絶望と葛藤の日々を過ごされたと仰ってました。

そんな中でも小さな命を救おうと
韓国版の赤ちゃんポストを設置した教会の例や
未婚の母の為の母子寮、
養子縁組の偏見を無くしていこうとする団体も活動していました。
その団体の代表は自らも養子縁組で養子を迎え
赤ちゃんの頃から真実告知を開始していたそうです。
そして迎えられた養子の女の子は10歳ぐらいになりましたが
私を迎えてくれて、育ててくれてありがとうと養親に話していました。

韓国での養子縁組事情は
日本よりも伝統を重んじるがために難しいようです。
でも個々の問題は日本でもある同じ問題だと思いました。

BBCワールドニュースの特集の締めくくりは
今後偏見を取り除いていけるかどうかが課題だと言っていましたが
日本でもきっとそうなのだと思います。
少しずつでも特別養子縁組に対する認識が広まる様に
願いますし、出来る範囲で行動もしていきたいと思います。

韓国のニュースを伝えている中央日報にも
韓国の養子縁組事情を伝える記事がありましたので
ご紹介しておきます。

 【コラム】先進国の韓国が、なぜ海外と養子縁組をするのか

 「韓国政府、養子縁組されず保護施設に残る子どもの解決策を」


ソーラーちゃんは引き続きつかまり立ちトレーニング。

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アン子教官のお家の入り口が
トレーニング場所となってしまい困り顔。

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ソ 「よっこいしょ~」

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ソ 「はい

アン子がずっと見守ってくれてました。
いや、家に帰りたかったのかな~