こんにちは！ヾ(*´▽｀*)ﾉEarthです☆
いつもご訪問、いいねをありがとうございます！
梅雨は雨が降るものとはいえ、連日の豪雨コールに
「さっさと梅雨どっか行け～～～！！
」
と叫びたくなる今日この頃ですが、
皆さまは如何お過ごしでしょうか？
西からは徐々に梅雨明け宣言も聞こえてきているので、
もうひと踏ん張り、湿気を耐え忍びましょう～
本日は、7月の誕生石、
｢ルビー(コランダム)」の記事を書かせて頂きます
お時間の赦す限りお付き合い頂けますと幸いです
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☆ルビー/Ruby（和名：紅玉）
科学組成：Al2O3＋(Cr3+) 1～2％ モース硬度：９
7月の誕生石といえば、
やはり真っ先に思い浮かぶのが
美しい鮮紅色の宝石｢ルビー」ですね！
その英名は、ラテン語で｢赤」を意味する
｢ルベウス(rubeus)」に由来します
（写真上はインド・マイソール産の単結晶(雲母付)、
下はカルサイト系母岩に抱かれたパキスタン産のルビー原石
どちらも、美しいルビーを産する事で有名なお国です
ルビーは含有されるクロムの多少で大きく色味が変わります）
モース硬度は、ダイヤの次に硬い９
その硬さとなめらかさから、
宝飾以外にも腕時計などの軸受けや研磨材
また、人間の肌のメラニン色素が
赤色の波長の光を吸収する性質を利用してシミ、黒子消し用の
美容・医療用レーザーのロッド（発振機）部に使われます
(こちらは主に合成のルビーを使用します
）
古来より、赤い色の宝石は
その希少性も手伝って珍重されてきましたが、
ルビーもまた例外ではなく、
古代ローマでは
軍神マルスの加護が宿る｢カルンプルクス(燃える石炭）
」
古代インドでは｢ラトナラジュ(宝玉の王）
」と呼ばれ、
身に付ける者の恐怖を拭い去り、
鬼神の如き勇猛さと無敵のパワーを与えると信じられてきました
（一説には、現在のコランダム/ルビーを指すのではなく
ガーネットの1種またはスピネルの事ではないかともいわれますが、
ルビーの伝承として扱われるので、コチラでもルビーの事として記載します
）
また、生命力の滾りを象徴する色を纏うこの石は
永遠の生命を象徴する存在であると同時に
その輝きが曇るときは所有者の衰亡を予言しているのだとも伝えられます
特に有名な伝承は中世イギリスに伝わるもので、
ヘンリー8世の后キャサリンが所有していたルビーが
彼女の不運を予言したと言われています
（これ以外にも類似の伝説が各地に残っていますが、
只でさえ長い駄文が益々長くなるので割愛します
）
（Earthで一番発色のいいルビー（但しサイズは極小ｗ）のビーズ
発色のいい天然ルビーは希少なため、
貴石グレードのルビーも、それなりの価格になってしまうのが辛いところです
）
主な産地はミャンマー
、タイ
、スリランカ
、ベトナム
、
モザンビーグ
、アフガニスタン
、マダガスカル
、インド
、パキスタン
など
（ただし、ベトナム産、マダガスカル産は
合成や特殊加熱処理などの事実を記載しないまま
宝飾品用としてトリートメントコランダムを大量に流通させたため、
市場での信用性が損なわれ、宝石質コランダム産地としての扱いが
大幅に縮小されているという事です）
宝石言葉は「情熱」「勇気」「威厳」「仁愛」「美」など
一般に言われるパワーストーン的効果として、
・生命力と、それに付随する情熱や熱意を刺激する
・カリスマ性や指導力を発揮する手助けをする
・気力を充実させてくれるので、
物事にチャレンジする意欲を向上したいときに身に付けるとよい
・自分の野心に素直になる事への恐れを排除する
・骨髄に働きかけ、血液の生産能力を向上する
・心臓を強化して血液循環を改善し、細胞の再生を促す
などといわれています
☆低下しがちな気力と体力を補いたい方
☆くじけない心を手に入れ、何事にも全力を発揮したい方
☆目標や野望の達成に、更なる推進力を養いたい方
☆傷病快癒のお守りをお探しの方
などに、とてもオススメですよ～
気力低下防止やエナジーチャージのお守りとして、
同じ7月の誕生石カーネリアンや、
美容や恋愛のお守りとして、ローズクォーツや
インカローズ、ムーンストーン、パールなどとの組み合わせも素敵ですね
夏の猛暑にも負けない熱苦しさを手に入れて
人生を楽しくパワフルに生きたい方に、
ルビー、めっちゃお勧めですよ！
７月生まれな方もそうでない方も、
ピンときたら是非、お手元にお迎え下さいませ
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はいさい～、今日も元気に、蛇足解説のはじまりさ～
ルビーは、コランダム/Corundum（鋼玉）と呼ばれる
酸化アルミニウムの結晶鉱物で、
主に珪酸分の少ない変成岩や火成岩中に形成されます
（タンザニアなどで採掘される、ルビーを抱いたゆう簾石
現地では「アニョライト（緑の石）」と呼ばれます
ゆう簾石に含まれるクロムによって、コランダムが赤く色づいています
同じ鉱物でも、内包する元素が変わると色も大きく変わるのが面白いですね）
その美しい赤色は、コランダム中のアルミニウムイオンの
１～２％を置換した＋3価のクロムに由来するそう
（因みに、クロムの代わりに鉄やチタンが加わると
9月の誕生石サファイアに変身します
）
透明度の高い深紅のルビー結晶は非常に希少で、
同等グレードのダイヤモンドの
おおよそ３０倍（！）の価値があると言われますが、
ナトリウム分やルチルなどのインクルージョンで透明度の下がった物、
クロム分が１％以下の淡色のもの（ピンクサファイア）は
途端にルビーとしての価値はほぼ無くなってしまうので、
こちらはかなり安価に入手できます
（中には、加熱で発色が飛躍的に向上する物もあるので
全部がローグレードになるわけではありませんが、
非加熱で発色の良い石ほど高価になるのは間違いありません
）
次に安価に入手しやすいのは「ラボメイド」
世界で最初に人工合成に成功した宝石は、
何を隠そう、このルビーと、9月の誕生石サファイアでした
現在は
・ベルヌイ法（火炎溶融法）
・チョクラルスキー法（引き上げ法）
・フラックス法（溶剤法）
・熱水合成法
の４つの手法によって合成石が作られています
天然のルビーやサファイアに比べて、
比較的安価に入手することができます
ラボメイドの長所は、様々な色合いのコランダムを
自在に作り出すことが可能な点ですが
パパラチアなど、天然ではブルーサファイア以上に希少な色も
元素添加によってわりと簡単に作れてしまうので、
一時宝飾業界で問題になった事もありました
（現在は信用性の観点から表記が厳しくなっているので、
まっとうな宝飾店では天然、合成、トリートメントの有無の表記が徹底されています。
宝石として価値のあるコランダムをお求めの方は、そうしたお店での購入をお勧めします）
それにしても、コランダムって
実に様々な色合いがあるのでビックリしますよ～
以下は、コランダムの色相と含まれる成分のメモ書き画像でんす
小さい字で見づらいかもしれませんが、ご参考まで
(一口にコランダムと言っても、置き換わる元素によって実に様々なカラーバリエーションがあります
赤色のルビーと青色のサファイア以外は
｢ファンシーカラー（またはマルチカラー)サファイア」と呼ばれ半ば貴石扱いですが、
天然での産出が稀なパパラチア(「蓮の蕾」の意)カラーとバイオレットカラーは
宝飾界では天然ブルーサファイアより珍重されています）
（Earth店頭の天然色ルビー＆サファイアビーズ
言われなければ、同じ石とは気づけないほどたくさんの色があります
時折スターが見えそうな粒もあって、ちょっとした宝探し気分が味わえますよ）
そんなルビー様の効用ですが、
上の方でも書かせて頂いたとおり気力や熱意を猛プッシュします
自分自身の生命力に共鳴、増幅し、
抑圧された感情を呼覚まし、
生きる気力を奪いに来るあらゆる障害に反発します
「嫌なこともあるけど、あの人は私を思ってこうしているのだから」
「ネガティブな思考はマイナスを引き寄せるから出しちゃだめだ」と
素直な気持ちに蓋をすることが常態化しちゃってる、
そ こ の 奥 様 ！ ！ ！
それは、実に欺瞞に満ちた自爆行為ですのよ～～～！
「今がよければ」って言う人がいるけれど、
いつもどこかで不満を抱いてると感じるならば
その｢今」さえ、実は大して良くないって事よ！！(爆)
心が動いているときは
現実を変えるまたとないチャンスなんだから！
自分の感情が心のどこから生えているのか、
それを見極める機会を自ら捨てるのはもったいない！
時には周りが引くほど激しく怒ってもいい、
何を思い、考えているかを感じ、表現することは
自分を取り巻く環境を改善するためには大切なことなのよ！
自分自身が抱いている想いに目を背けずに
きっちりと向き合って望みを叶えてチョーダイ！！！
相手からの威圧にひるみがちな方や、
「上手くやる」事に執着するあまり、
自分の感情を犠牲にしてしまいがちな方にとっては、
ルビーは正に救世主となる事でしょう！！
（あ、もともとパワフルで我慢を知らない人の場合、
ルビーを単体持ちすると爆走が止まらなくなる可能性がありますので、
そこんところはご注意下さいませ）
もっと怒りをくれよーーーーーー！！！
本気になりたんだ～～～！！！！
ここまでお付き合い下さり、誠にありがとうございます
それでは、今回はこの辺で～～