こんにちはヾ(*´▽｀*)ﾉEarth小杉です
うぇ～～～～い！
←謎のテンション
ぼやぼやしてたら、あっという間に7月に突入ですよ、奥さん！
向こう一週間のお天気予報を見て、
｢今年の七夕こそ、織女と牽牛にロマンスを…！！」
と念を懸けている今日この頃ですが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか？？
６月の更新が間に合わなくてお恥ずかしい限りですが、
本日は、先日再入荷しました6月の誕生石
「ムーンストーン」のｆｂ記事(昨年６月公開)を
安定の超加筆補筆修正バージョンにてご紹介いたします！
お時間の赦す限り、お付き合いいただけますと幸いです
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☆ムーンストーン/moon stone(月長石)
化学組成：（オーソクレーズ)KAlSi3O8
（ラブラドライト）Ab(NaAlSi3O8)50-30 An(CaAl2Si2O8)50-70
モース硬度：６～６．５
ムーンストーン(月長石)はその名の通り、
月の光を思わせる幻想的な輝きをもつ宝石です
造岩鉱物の一種であるため、世界中で採れますが、
宝飾などに利用されるグレードの石の主要産地は、
インド
やスリランカ
、ミャンマー
、
ポーランド
、オーストラリア
、マダガスカル
、アメリカ
などなど。
長石類は成分量の変動に応じて様々な変種が存在し、
お互いに混じりあうこともしばしばあるという
大変ややこしい一群です
ムーンストーン(月長石）という名称は
その中でも柔らかな乳白～淡褐色の地に、美しい白～青の光を浮かべる、
オーソクレーズ(正長石)～サニディン(玻璃長石)というグループの
アルカリ長石系の宝石に対して与えられました
最近では、月光を思わせる白～青の単一の光を返す、
あるいは月を強く連想させる美観を備えた長石類を
主にムーンストーンと呼び倣わしているようです
(ホワイトムーンストーン、またはオレンジムーンストーンを含むブレス。
どちらも、柔らかな白色のシラーが美しいです
右のブレスレットの水色の石はアマゾナイトです）
現在Earthでは、スタンダードなオーソクレーズ系の
「ホワイトムーンストーン」
ファンシーなオレンジ～灰色の地に白い光が浮かぶ
「マルチカラームーンストーン」
の他、
ラブラドライト(曹灰長石)の白色変種
｢レインボームーンストーン」
や
アルバイト(曹長石）系の石
「ブルームーンストーン（ペリステライト）」
を取り扱っております
ムーンストーンの宝石言葉は｢愛の予感」｢純愛」｢悪魔祓い」｢母性」など
また、ムーンストーンには
「満月の夜に口に含んで願い事をすると叶う」
という言い伝えがあります
特に中世ヨーロッパでは
ムーンストーンを恋人とおそろいで持つと、
二人の絆を深め真実の愛に導く
と信じられ、互いにプレゼントしあうのが流行したとか
さて、６月といえば｢ジューンブライド」！
現在でも「ジューンブライド」に憧れる女性は多いのではないでしょうか
ローマ神話に登場する最高位の女神、
ジュノー(ユーノーとも）にささげられたのが６月であったため、
英語圏では６月を「June」と呼ぶようになりました
そんなジュノーは、お産や結婚、育児の守り神
彼女が守護する６月に挙式した花嫁は、
幸福な結婚生活を送れると信じられています
「永遠の愛の誓い」はまだだけど、
いつかそうなれるように、お互いの絆を育むお守りとして、
お互いにムーンストーンを贈り合う…
そんな6月の「誓いの石」も、素敵だと思いますよ～
（そんな更新をしている今は7月ですが
）
6月が誕生月の方もそうでない方も、
ムーンストーンをオトクにゲットできるこの機会に、
是非ご購入をご検討下さいませ～
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はいはい～、
本日も、夢の無い長文オマケ石解説開幕でっす
←ｺﾗ
上にも書いた通り、｢元祖」ムーンストーンは
以下の２つの鉱物とその中間種、またはそれらが混ざったものです
サニディン(玻璃長石)：化学組成(K,Na)AlSi3O8
オーソクレーズ(正長石)：化学組成KAlSi3O8
両者の化学式の違いを見るとお分かりかと思いますが、
グループ分けされてはいるものの、その差はホントに僅か。
せいぜいサニディンのほうに
ナトリウムが多少含まれている、という程度なんですよね
しかも、同じカリ長石と呼ばれる種類に属しています
長石のグループは、組成や成因がよく似ている事もあって、
隣り合うグループの特性（上記参照)が
ぐっちゃぐちゃに混ざった状態で形成される(固容体という)事も珍しくなく
どれがどのグループかを分類しだすと、
ある程度慣れた人でもたちまち目を廻す事必至です
（遠い目）
以下の図はｍｙお勉強用ノートからの抜粋です
ばっちぃ図ですが、ご参考までに…
（ムーンストーンはファミリーがアホほどいっぱい居るので、
お勉強中は何度も目を回しそうになりましたよ…
先人たちのまとめがなかったら、今頃ミイラになってたかも
因みに、現在の鉱物学的な分類はここまで細かくなくなりました。
そのせいで、更に説明に苦労すると言う謎の状態が生まれましたが…
参考記事→ゴールデンラブラドライト(バイトウナイト)、アマゾナイト）
見かけが良く似ていても、分類は別カテな石が多い長石
素人目にはどっちグループなのかの判別も難しいものが多いのが現状で、
厳密なカテゴライズではムーンストーンとは呼べないものでも
外観の類似性から「ムーンストーン」の名前が与えられているのが、
昨今のムーンストーンの実態です
(キャッツアイサンストーン、またはロシアンサンムーンストーンと呼ばれていたブレス。
成分的にはサンストーンよりムーンストーンに近い石です。
一番売りやすい名前が付くのも、商業世界の困ったところです）
因みに、ここEarthでも
「ブルームーンストーン（ペリステライト）」や
「レインボームーンストーン(白ラブラ)」を
6月の石ムーンストーンとして扱っていいものか
散々悩んだ時期もありましたが
変にお堅くとまっちゃって
石に触れる機会を邪魔するのも野暮だよね…と言うことで、
現在、これらの石も「６月の石」として絶賛取り扱い中です
実際、白い地に青～白、虹色の月光のような光が浮かぶ様は、
「本家」ムーンストーンに劣らぬ美しさですしね
因みに、ラブラドライトのパワーストーン的効果は
ひらめき力や展望力を向上し、むくみや毒素の排出を促す
オーソクレーズは、
大切な仲間やパートナーとの絆や信頼を育み、
代謝の促進やアトピー＆アレルギー症状を緩和すると言われます
恋愛運向上はもちろん、
面接や売り込み、コミュニケーション力向上のお守り、
はたまたダイエットサポートアイテムに
組み込むのもオススメですよ
是非とも、海千山千の長石系パワーストーンと触れ合いに
Earthまでお立ち寄り下さいませ～～
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本日も、長々お付き合い下さり
誠にありがとうございます
では、今回はこの辺で～～～