二回目の命日に | 飯田市のスタバが大好きな歯医者のコンシェルジュと愛犬トイプのエアロちゃんのブログ

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ひょんな事から歯医者の嫁になり歯医者のコンシェルジュとして悪戦苦闘していた日々…
令和3年6月12日、歯科医の夫が胆管がんでこの世を去りました。今後は元歯医者のコンシェルジュとして伝えたい事、大好きなスターバックスの事・愛犬エアロの事など書いていきます。

おはようございます😊


月曜日は
胆管がんで亡くなった旦那の
二回目の命日でした。




お仏壇には二人を結びつけた
お母さんと同じ甘々の卵焼きと
最後に美味しいと言って食べた
メロンをお供えして…




亡くなった10時14分に
娘ちゃんと二人でお線香を揚げ
手を合わせました🤲


あの日…


ずっと旦那の手を握っていました。
黄疸で真っ黄色になった旦那の手は
カサカサで力もなく
ぬくもりを感じることもなくて…


大好きだった手とは全然違って
いました。


呼吸が止まった?
そう思った時に
主治医と看護師さんが病室に入って
来ました。


それからはまるで
ドラマのワンシーンを見てるかのように
旦那の脈をはかりペンライトで
瞳孔を確認をして…


最後に時計を見て10時14分
ご臨終ですと…


たったひとつドラマと違ったのは
私が泣かなかった事…


あの瞬間は泣くと言うより
「終わったんだ」と言う感情の方が
強くありました。


その後看護師さんが
エンゼルケアをしてくださる間
デイルームの窓際に座って
いろんな人に旦那が亡くなった事を
連絡しました。


ひと通り終わってふぅと一息ついて
外の景色に目を向けると
急に喪失感が現れて涙が溢れて
きました。


そして…


もうどんなに思っても
旦那は戻って来ないんだ!
もっといろんな話すれば良かった。


これからどうすればいいの?
あれはどうする?
これはどうしたらいいの?


旦那に聞かなくちゃ
あ…
もういないんだ
じゃあどうすればいいの?


なんで…
なんで死んじゃったの?


そんなぐちゃぐちゃな感情で
いっぱいになりました。


そんなあの日から二年が
経ちました。


そして…
二年経って思うんです。


63才で亡くなった旦那は
確かにまだ死ぬには早かったかも
しれません。


でもあの日…
旦那はとても穏やかな
幸せそうな顔で旅立ちました。


だからきっと
辛かった闘病生活から解放されて
今はきっと幸せでいてくれると
思います。


だからもう悲しむのはやめよう!
きっと旦那も
そう願ってるはずだから☺️



飯田市 下伊那郡 ほった歯科