ルーズベルトが種をまいた第二次大戦後の領土問題 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

日本は、1945年のポツダム宣言を受け入れ敗戦が決まる。

連合国は、領土を拡大しないという声明を出していた。

だが、それに反して旧ソ連は、北方領土に軍隊を送って支配下に組み入れてしまった。

この火事場泥棒に等しい野蛮な行為をアメリカは黙認したという。

 

それは、ルーズベルトの巧妙な戦略であった。旧ソ連、中国と日本がよもや手を組んでアメリカに歯向かうことはないだろう。しかし、実現すれば大変なことになる。彼らにはできるだけ反目させるのだ。

 

さらに、彼は台湾と日本の二国関係にもくさびを打ち込もうとしていた。

1943年に連合国のリーダーがエジプトのカイロに集結していた。

ルーズベルトは、蒋介石にある提案をしていた。それは、台湾への沖縄移譲の提案であった。

 

中国には恐るべき人的資源、さらに地下資源が豊富にある。未来のアメリカにとって強力なライバルとなる可能性を持った国だ。今のうちに手を打たないと--

そこでルーズベルトは、蒋介石に、台湾を好きにすればよい、と持ち掛けた。さらに「日本の沖縄は、要りませんか」とカイロ会談で提案する。

蒋介石は、統治するのは台湾だけでよいと考えたのだろう。

「沖縄ですか?沖縄はもう長い間日本の領土です」と即座に断ったという。

 

台湾は、未だに中国と揉めている。最近、「沖縄は中国固有の領土」であると中国ネット民が騒がしくなっているそうな。おそらく中国人民解放軍あたりが中国ネット人民になりすましているのだろう。

 

ルーズベルトは、旧ソ連と中国間でも紛争が起きるように国境地帯にタネを撒いていた。

この二国間では実際に戦闘が始まったことがある。

 

彼はなんと悪辣な腹黒い政治家だったことか。真珠湾では、日本海軍に奇襲攻撃を仕掛けていたことが、記録に残されている。それにしても、日本国リーダーの小粒なこと、佐藤栄作首相の「大統領のオトコ妾」に始まり、小泉純一郎首相の「合衆国の飼い犬」まで、まったく情けなくて涙が出る。