俳優「渡辺裕之」の果てしない後悔
少し説明を入れる。渡辺 裕之は、茨城県水戸市の出身。3人兄姉の長男だ。拓殖大学商学部経営学科卒業。
妻は、女優の原日出子だ。彼女とは再婚で、当時は子連れ結婚と話題になった。
なお、イケメンの長男も俳優である。
本人は否定したが、彼は「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン」投資詐欺事件の"広告塔"だったそうな。
自らも1億2千万円の投資金を詐取されている。
詐欺事件の詳細は、新聞報道を援用する。。
(2005年8月サンスポネットより)
俳優、渡辺裕之(事件当時49)が1日夜、横浜市内で緊急会見を開き、多額の負債を抱えて破綻した資産運用コンサルタント会社「ジェスティオン プリヴェ ジャポン社」(秦右時社長)から総額約1億2000万円の詐欺被害に遭っていたことを明かした。
同社は、ドル売り円買い、ドル売りユーロ買いの運用方法を駆使することで高配当が受けられると謳い、資金を集めていた。
渡辺は昨年7月に秦社長と知り合い、「システムの素晴らしさから全面的に信用していた」と説明。個人で1億2000万円、自身が社長を務める事務所で800万円投資したが、還元されたのは、470万円ずつの計940万円だけ。6月に同社長と連絡が取れなくなってから不審に思った時は、後の祭りだった。
同社は先月20日に破産手続きを開始。被害者は全国に1000人以上おり、管財人が被害額をまとめているが、総額約200億円近くになる見込み。秦社長とは現在連絡が取れない状態という。
渡辺は「定期収入のない職業で常に将来の不安があった。その不安がなくなればと思ったが僕がバカだった」と落胆。夫人で女優、原日出子に内緒で投資、数日前にバレたものの、理解を示しているという。
また、2日発売の「FLASH」で、渡辺が2月、同社企画のイベントで司会を務めたことから広告塔疑惑も報じられているが、「2週間で800万円のギャラの仕事をしただけで、広告塔のつもりはまったくない」と完全否定した。
彼の収入から云えば、何のこともないと思われる。
だが、俳優「渡辺裕之」を信じて、この投資詐欺にやられた人がいたとすれば、泣くに泣けない。
これは、外国為替証拠金取引のことだが、事件当時はあまり知られていなかった。
「ラクして、濡れ手に粟」は、たいてい詐欺である。そんなことが現実に起きれば、生産活動に従事する人は
日本国内からいなくなってしまう。FXブームはようやく下火になったが、現在では、「仮想通貨」が流行っているという。
--『気を付けよう、暗い夜道と甘い話』