林真須美に死刑判決が下されたが、冤罪説もある。
彼女の娘による犯行とのうわさが絶えないのだ。
林真須美には、祭りの鍋にカレーを混入する動機がないようであった。
だが林真須美の自宅から「ヒ素」が検出されている。
この事件で参加してカレーを食べた住民のうち4人が死亡した。
林夫妻の周辺では謎の怪死事件が相次いで起きていた。
世間は「保険金殺人」で収入を得ている人が存在することを改めて認識したのであった。
ヒ素が見つかった林夫妻の家は、当時観光地と化していたが、現在では公園になっている。
1999年5月14日の日刊スポーツによると、真須美被告は接見に来た弁護士にノートを出し、
夫に渡して欲しいと伝えたそうである。
弁護士がそのノートを見ると、そこには「中島みゆき」の「時代」の歌詞が書かれてあったという。
この意味がお分かりだろうか。店長にはさっぱりわからない。
「林真須美」死刑囚が特異な性格であったことが想像できる。
その後、「再審請求」も却下されて死刑判決が確定した。
彼女が「死刑台」に立つ日がやってくる。