以前、ブログに書いた、日興アセットマネジメントのルールの狭間を突いた姑息な、「指数の標章使用料」の付け替えでの信託報酬だけ半減表記について、投資信託協会が総経費率を⽬論⾒書に記載するよう運⽤会社に義務付けることになったようです。

 

日経記事「投信、購入時の書類に総コスト記載 投資家わかりやすく」

 

実施されるのなら、一般投資家向けの善処ですね。

 

当時、来年から新NISAが始まるのに、一般投資家を欺くような表記をしてどうなのよっと思っていました。

 

運用報告書が出る前に、お金儲けのためだったら見境なく人の裏をかこうとした日興アセットマネジメント、思惑が外れ、かつ、一般投資家に新商品Tracersに対し負のイメージを持たれ、今後の販売はどうなのでしょう。

投資のプロが行った隠し事を、一般のインデックス投資家が見破ったのが、すごいです。

プロと言っても、金融業界のプロのレベルは大したことないのかもしれません。

金融関係者の報酬は身の丈以上にもらって、他の業界から見ると、井の中の蛙状態なんでしょう。

だって、自分はリスクを取らず人のお金で勝負して、その割に高収入を得ているんですからね。

正直言うと、私は金融関係者を、路上生活者同等以下の存在だと思っているんです。

っというか、立ち飲み屋で、たまたま隣同士になった訳わかんないおっさんが、儲け話の与太話をしてくる感じです。

聞いているとそれなりにいい話はするんですけど、そんなに儲かるなら自分でやったら?って言ったら、本人は金を持っていない、要は他人のお金で勝負させて、自分はその儲かったお金の一部をもらうつもりなんですよね。こんな感じのおっさんが金融関係者のイメージです。

お金の儲け方が半島系みたいな金融関係者には、業界から即退場してもらいたいものです。

 

新商品Tracersの今後の販売実績と総経費率、トラッキングエラーをしっかりチェックしていきましょう。

販売実績と総経費率、トラッキングエラーが同じ指数内でトップ運用するのなら、見直してあげましょう。

これだけやらかしたのだから、1位じゃなければダメなんですよ、2位じゃダメなんですw。

頑張ってくださいw。

 

問題が表面化してから2か月弱で業界内の自浄作用が働き、各ファンド横並びで、2024年4月から総経費率を⽬論⾒書に記載することになったのは、1歩前進です。

でも、新NISAは2024年1月から始まるんですけどね。ちょっと実施が遅くありませんか。

 

一般投資家に情報開示を積極的にしているファンドでは、来年4月を待たずに⽬論⾒書に総経費率を開示していくとの報道もあります。

来年1月から始まる新NISAは、そういうファンドを買いに行けばいいでしょう。

 

ただ、ファンドの本分は、総経費率最小、トラッキングエラー最小、長期安定運用ですので、情報開示だけが良くても仕事をしたことにならないのは言うまでもありません。