先日のブログで話しました新築マンションについて、実は連休中に売り出し前の新築マンションのモデルルームを訪問し、最新マンションの断熱性能及び換気設備の動向を聞いてきました。
結果、当分、第1種換気設備付きマンションの販売は大阪ではない、当面は樹脂サッシの2重窓までとのことでした。
セールスマンと話して、その会社のマンションも設備的には似たり寄ったりで、セールスポイントは、立地、価格程度しか差別化ぐらいと愚痴っていました。
私からは、2025年4月からのルール改正により省エネ基準に対応していないマンションって売り出せなくなってしまいますので、今のマンションの弱点、第3種換気設備から第1種換気設備付きマンションの売りだしたら、その分のコストは上がるけど他社との差別化ができるのでは、ってカスタマーボイスとして言っておきました。
現在のマンションは、ほとんどが第3種換気設備で、24時間換気とかで排気は制御していましたけど、吸気の方はフィルターはついていますけど自然吸気です。強制排気はしているのですから、ある意味、鉄筋コンクリート造のマンションなのに外に吸気口から隙間風が入り放題っていうイメージです。
第一種換気になると、排気だけではなく吸気も制御して、吸気と排気の間で熱交換を行い、中の温度を外に出さない、外の温度は中に入れない、でも空気は新鮮という感じになるんですよね。
また、ルール改正によって改善するから既存顧客への裏切りにもならないと説明しておきました。
いつになるかわからないけど、大阪で売り出されであろう隙間風のないマンションに期待しましょう。
後でネットで調べたら、札幌の一部マンションでは第1種換気のマンションを売りだしていました。売り主の1つに大阪の京〇電鉄不動産が名を連ねていましたので、大阪でも需要があればすぐにでも売り出し可能な感じです。