おはようございます
看護師佐藤です
本日は食事の指導のお話です
その前に
身体は食べたものと吸った空気でできている
というごくごく当たり前のことを思い出してくださいね
Aさんは60才、男性
これまで大きな病気はしたことがありません
ところが会社の検診で貧血を指摘され、病院を訪れたところHb(ヘモグロビン値)が5.9と正常な成人男性の半分の値でした
貧血とは、大量出血したとき、骨髄での血液が作られる機構が何らかの理由で阻害されたとき、が考えられます→白血病とかね
血液が作られないか、作られても、外に出ていってしまうか?
このまま放っておくと当然ながら
死んでしまいます
入院して貧血の原因を調べることになりました
そして胃に出血を伴う腫瘍が見つかりました
内視鏡にて出血は止めることができました
そして腫瘍を含めた胃の上側3分の1を切除することになりました
ところが貧血の状態がひどくすぐには手術ができません
手術とは切ったり貼ったりですから、当然出血を伴います
貧血の場合、Hbだけでなく、すべての血液成分が欠乏しています
血小板などの血液の凝固成分も不足しています
おそらくHbと同様、半分程度に不足していると考えられ、この状態では手術はできません
Aさんは1度退院し、貧血が改善してから手術を受けることとなりました
Aさんは一人暮らし、自炊はほとんどしません
食物はもっぱらコンビニ、弁当屋、インスタント食品ですませてきました
つまり、料理を作るスキルはありません
目標は貧血の早期改善
胃の腫瘍の再出血を防ぎながら、貧血改善のための栄養素を摂らなければいけません
このようなAさんに、わたしが勧めたのは
食材をジュースにすること!
ミキサーは買ってきます
まな板と包丁を用意して、りんご、オレンジ、バナナ、キウイフルーツ、キャベツ、にんじん、青菜など果物2種以上、野菜2種以上を一口大に切って、ミキサーのに入れて、水または豆乳を入れてスイッチ・オン
これだけ!
コツは果物多め、野菜少なめ、ドライプルーンを入れると甘味になります
作ってすぐ飲むこと
傷んだものは使わないこと
多種少量を意識すること
キャベツなら葉1/2枚
にんじんなら1〜2センチくらい
青菜なら1〜2枚
ブロッコリーなら一房
このジュースを毎日最低1杯、できれば2杯飲みます
そうそう、キウイフルーツは種が残り、腫瘍部分を刺激するおそれがあるので、種のないところのみを使用する
いちごも表面の種部分を削って使用
繊維の多い海藻類、きのこ、ごぼう、ニラ、ネギは禁止です
それからほうれん草もジュースにはむきません
小松菜はミキサーにかけすぎると苦味が出るので、最後に加えて、10秒以内のミキシングにとどめておきます
その他、脂っこいもの、香辛料も避けます
そんなに高くなくていいので、ミキサーを買うことから始めてください
