正観さんによると…。
●山里・大原での暮らし
宮中にいた時は70人もの人が、身のまわりを世話していたのです。住まいは方一丈。一丈は10尺で、約3m。約3m四方のことを「方一丈」と言います。寝具もなく、夜は日常に着るものを上にかけて寝ていました。
その日常の着物も,麻衣や紙衣。
生活をするための収入というのも、建礼門院たちにはありませんでした。
この時、建礼門院とともに寂光院で暮らしていたのは4人の女官です。
その4人の中に、阿波内侍(あわのないし)という女官がいました。この人は美しいうえに頭も良く、人柄も控えめで、大原の里人たちからも好かれる人だったようです。
阿波内侍の提案で、京の街に「しば」を売りに行くことになりました。「しば」とは小枝のことで、薪として重要なものでした。
その時に阿波内侍が考案したのが、今の「大原女(おはらめ)」のスタイルといわれています。手に手甲、足に「はばき」(阿波内侍が間違えて、足の甲に当てる脚半をふくらはぎに当てたもの)、頭に手ぬぐい、その上に「しば」(小枝)。
当時の大原女の日常着は麻でした。着物の裾をたくし上げ、帯にはさんだのです。
大原から市街北東端(今の修学院)までは2里、約8㎞ありました。三条大橋まではさらに1里(4㎞)、日によって3里(12㎞)を往復したりしたのです。
大原名物「しば漬け」は「紫葉漬け」と建礼門院が付けたところから始まりました。
平安時代、紫は貴族のみ使用可能な禁色。それを、天皇の母堂が、使うことを許したのです。農作物を持ってきてくれた大原の里人に、建礼門院は多少の恩返しができたといってよいでしょう。
大原は、こんな時代になっても、静かで上品な雰囲気を保つ、雅の山里なのです。
【寂光院への交通】
京都駅から京都バス17,18系統(大原行き)1時間、バス停「大原」下車、徒歩20分。
(2001年9月)
(イラストはネット画像です)
📚私の読書📚
298冊目 「未来の地図帳」 人口減少日本で各地に起きること
河合雅司 講談社現代新書
このシリーズは、結構好きでいつも購入しております。
いつもショッキングな未来だけど…。
令和時代に求められる5つの視点
①拠点という「王国」を作る~拠点を各地に作る
②基礎自治体の単位を都道府県とする~助け合いのルールを定める
③働くことに対する価値観を見直す~縮みながら成長するモデルへ
④「在宅医療・介護」から転換する~元気なうちから高齢者は集まり住んでおく
⑤東京圏そのものを「特区」とする~コンソーシアムを形成する(企業間連携)
~「ドット型国家」と空港
「王国」を地方に数多く築き上げていくことが、人口減少日本が豊かさを手放さずに済む唯一の策であると考える。
※巻末に2040年、各市町村の人口はどう変わるか?があったけれど…。
増加は、100万人以上の都市では、さいたま市、川崎市、福岡市の3つだけ。
人口減0~10%の100万人以上の都市は、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、広島でした。
幸い私が住んでいる弱小地方都市もここに入っていて、少しほっとしております。
299冊目 「しいたけの12星座占い」 しいたけ KADOKAWA
乙女座
〇空間察知能力や先を読む力がある。
〇人に経験や情報を差し出し、喜ばれるのが幸せ(これはブログのことかな?)
〇疲れるとサラっとトドメを差す毒舌を吐いちゃう。
(これ当たってる~どうにかして!!いつもこれで失敗しています)
過去~「やっぱり言い合わなきゃダメ」という境地
現在~相談と交渉が大切になっていく
未来~自分の「海外感覚」を活かす(海外に行くということではないですよ)
芯になる美学を持ち、相手に伝える喜び
☆おまけ☆
オールスター 全パ・リーグ 6-3 全セ・リーグ
2回に先制2ランを放つ活躍。攻守で存在感を示した西武の森友哉捕手(MVPだよ)と先発のソフトバンクのエース千賀♪いい表情だね♪ヤッホー!オリックスの山本くん(投手)もなかなかよいピッチャーだったよ。少しTVで見ました♪オールスターは、やはりお祭りだね♪選手も楽しそう♪
♪私の好きな歌♪
532曲目 「白いパラソル」 松田聖子
作詞 松本隆さん 作曲は財津和夫さん。
初期の頃の初々しい聖子ちゃん。
でも歌唱力はありますね~♪
聖子ちゃんの夏の曲の中でも好きな歌のひとつですね♪
やっぱりかわいい!!花火もコラボでいいね♪
今日も見ていただいてありがとうございます。
三連休だけど、海の日はお勉強会がありますよ。
通常の土日休みのようなもの♪
まあ、がんばりましょう♪
みなさんは、素敵な三連休をおすごしくださいね。
次回は、月曜日にお会いしましょう。
ごきげんよう。またね♪