言ったつもりだったのに、別居している義父ったらデイサービスに行っていた。
全く。車で40分くらいの隣町に住んでいる義父ですが、今はデイサービスが大好きで
家よりもとにかく行きたがる。結構なことですね。
何はともあれ義父をデイサービスに迎えに行き、夫の実家に到着すると、もう市の保健婦さん来られていた。あわててエアコンをつけて、冷たいお茶を出す。
保健婦さんは、4,5年前義母が生きていた時に、両親の初めての訪問調査でお世話になったSさん。とても気さくな方で、義母が生きていた頃が懐かしい。
もう義父一人になったけれど、義父はあいかわらず元気で毎日を楽しんでいる。
まあ幸せなことですよ。義父も。私も。
ついでに、保健婦さんの前では、義父ったらはりきっておしゃべりをするわするわ。
私がしゃべるタイミングがない。
おまけに終わったら、すぐにデイサービスに帰りたいとムズムズしている。
「ふくちゃんさん、どうぞぼくの通帳からお金をおろして使ってね」
などと調子にのって感謝の意を表す。
ありがたいけれど、そこまで落ちぶれてはいませんよ。
とにかくデイサービスでは職員の皆さんから「パパー」と呼ばれ、嬉しそうな義父。
まあいいか、嫌われるよりはね。私の方が家族と言うよりもどこかの職員で、義父をお世話しているだけの関係みたい。どうか介護1がまたもらえますように。現状維持でいいですから。右手は不自由なんだからよろしくお願いします。