陸特一級の試験勉強をしていると、かつて在籍していた「郵政省通信総合研究所」放送技術研究室で、エリート研究者たちから学んだ知識が、今更ながら役に立つ。
HITACHIでロジック回路の論理設計者だった私が、それまで触れることのなかった分野(デジタル放送方式、変調・復調回路など)を知って、開眼した。
ここでは、テレビ放送をデジタル化するために不可欠な「要素技術」や、アナログ放送に与える悪影響について研究していた。
テレビのリモコンのスイッチを押すと、高精細な映像が普通に飛び出してくるが、この背景には超絶優秀な研究者たちの涙ぐましい努力がある。
○研究所の正門(大改装前)。
○研究室にて議論中?
○研究所の一般公開で研究成果を展示。
【関連論文】
【OFDMによる地上ディジタル放送 −変調方式と伝送容量に関する検討−】
著 者:都竹 愛一郎,永塚 守,桑島 耕太郎,福地 一,
資料名:1994年電子情報通信学会春季大会,No. B-380,
発行年:Mar. 1994.
これまでの歩みを振り返って懐かしむなんて、そろそろお迎えがきたか?爆。