来る
この動詞は、標準語では「くる」と発音するが茨城弁では「きる」と発音するから、茨城弁学習者も面食らう人が多い。「来る」の標準語での活用は「カ行変格活用」という特殊な活用をするが、茨城弁では全く別の活用になるので注意が必要だ。未然形は、標準語「こ」だが茨城弁では「き」。つまり、「来ない」は、標準語「こない 」のところ茨城弁では「きない」と発音する。終止形と連体形は、標準語「くる」が茨城弁では「きる」となり、また、仮定形は、標準語「くれ」が茨城弁「きれ」となるので、「来れば」は「きれば」と発音する。なお、連用形「き」と命令形「こい」は、標準語と茨城弁が一致する。この活用がスラスラできれば、茨城弁学習者として上級の部類に入るだろう。