今週の問題
「ゴシゴシ洗う」という意味がある、研磨剤の役目を果たす細かい粒子の入った洗顔料は何でしょう。
選択肢
・スクラブ
・スクラム
・スカラベ
・スカラム
・クレイ
正解…スクラブ
解説
英語で『scrub』と動詞もしくは名詞として使われる単語のスクラブは、半袖で首元がVネックとなっている医療用白衣のことで、外科医・麻酔科医・救急医・当直医・内視鏡医が働く病院や、介護施設・エステサロンで働く人などが着用します。動詞としては『洗う』・『磨く』・『汚れを落とす』、名詞としては『ゴシゴシ洗う』『磨くこと』『硬く短い毛のブラシ』『洗顔やマッサージ用の粒子入りのクリーム』、手術前に行う手洗いや消毒を『スクラブ』と呼んでいることから『手術着』を表す言葉としても使われています。
手術着自体、頑丈な素材を使用しているために強く洗っても生地が傷みにくく、従来型の白衣よりもカラーバリエーションが豊富で、病院内でのチーム分けや患者からの視認性向上のために使用される場面も多いです。一般的には半袖の被って着る型が主流ですが、前身頃にジッパーが付いたタイプもあります。
手術着ではありませんが、研磨剤である細かい粒子が入った洗浄アイテム『スクラブ』と呼ばれ、ボディ用やフェイス用、リップ用やヘッド用までありバリエーションが豊富で、ヒジやヒザ、かかとなど気になる部位だけに使用したりすることもできます。
研磨剤として使われる粒子は塩と砂糖が代表的ですが、重曹や泥、海藻や植物の種皮を使ったタイプもあり、粒子ごとに違った使用感を味わえますが、間違ったケアで肌を傷つけないように、記載された使用方法を守って正しい量と頻度で使用することが望ましいです。
スクラム・・・ラグビーにおける試合再開の方法の一つで、「スクラムを組む」といった言い方をします。
スカラベ・・・甲虫類のコガネムシ科にタマオシコガネ属の甲虫のことで、一般的にヒジリタマオシコガネのこと
スカラム・・・昭和28年にサバチンが著した著書
クレイ・・・粘土
です。