昨日、解体業者K建設さんと


残った建物を補修する大工仕事をしてくれるHホームズさんが来ました。


K建設さんからは、一応これで終わりです、というあいさつを受け、


Hホームズの方とは、補修箇所の確認と補修の仕方を相談しました。



Hホームズさんによると、


今、物流がひじょうに混乱してるので、


資材が入り次第の工事でお願いします、ということでした。


ここまで、影響が出てるんですね。



保存していた写真を、久しぶりに紹介します。


Eさんの cube と本とヨモヤマ話










(11日目。RCの基礎部分を掘り起こしながら

解体しています)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話










(同じく11日目。この正面のコンパネで覆った

部分他に外壁をつけ、屋根を葺きます)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話














(12日目。庭の隅っこの方にもRCの

基礎が出ていて、それを壊していまし

た。背後は、ウチの農業用倉庫)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話













(12日目。庭の解体の様子)



解体の工事を見ていると、


岩手や宮城には、こんな機械がもっと必要だろうな、


と、思えてきました。

3月11日、金曜日。



風邪がぶり返したのか、体調がホントに悪く、


午後の仕事を休ませてもらい、医者に行った。13時30分。


夜に会議を設定していたので、それに間に合うようにと考えたのだ。


診察をしてもらい、薬も貰って家に帰った。14時30分。



ウチでは、業者が重機を使って、解体を続けていた。



肩凝りもひどかったので、家にあるマッサージチェアーにすわり、


スイッチを入れた。



10分ほど経った頃だろうか、


同じ部屋でネットをしていた息子が、


私の方を見て、突然テレビをつけた。



ニュース速報で、東北地方を中心に大地震、とやっていた。


目が離せない、でも、見るに忍びない情景が


次から次から映し出された。



30分ほどすると、携帯が鳴った。


夜の会議に出席予定であった方が、


地震がらみで緊急の仕事が入り、欠席とのこと。


たぶん彼は、「きんでん」勤めだったか?


関西電力の工事関係を一手にしている会社だ。


工事担当者を被災地に緊急派遣する段取り仕事だろう。



1時間ほどして、会議の準備もあり、職場に向かった。


会議開始予定前に集まってきた人たちとの話は、


当然、地震関係のこと。


つらいなぁ~、というのが、みんなの偽らざる気持ちのようだった。



会議が終わって帰宅しても、その話題だけだった。




今、何ができる…


後でできることは、いくらもあるだろう。



でも今、何ができる…


報道を自分のものとして見て、聞いて、


子どもたちに、事実を伝えながら、


人間のあるべき姿を教えていきたい。



でも今、何ができる…


家族や職場で、


募金にしろ何にしろ


進んで協力する雰囲気作りや場作りに力を入れようと思う。

解体には少しの雨が良いそうで、


今回は絶好のコンディションらしいです。


解体に伴う埃の飛散が抑えられるのだそうです。


と言いながら、ウチの家の外側は真っ白になってしまいました。



解体開始以来、まともな雨が一日、快晴が1日。


残りは、薄曇りやほんの少しの雨が多かったです。


そんな中、順調に作業が続き、解体も終盤を迎えています。



では、いつもの通り解体の写真を。



Eさんの cube と本とヨモヤマ話











(一階もほとんど無くなりました。後ろに離れの

部屋と蔵が見えます)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話











(角度を変えて。左側の背が高いのが蔵です)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話











(解体後のがれきを重機で集めています)


Eさんの cube と本とヨモヤマ話











(同じ状況の写真。上と反対側から)



後、残す建物とのつなぎ目が一部残っています。


これは、構造上の問題等々があり、


先日、一条の設計士さんや大工さんも来て


解体とその後の残った部分の仕上げについて、相談しました。


ですので、まだチョット時間がかかるかも知れません。