有給とって万全の体制で臨みます(え?


ジョー・サキックは再び椎間板ヘルニアの手術を受けた模様。手術はこの1ヶ月で2度目。復帰までは10週間かかる見込み。

ジョー・サキック
「これが復帰へのベストな方法だって理解している。目標は出来るだけ早く復帰して、シーズン最終週にチームメイトを手助けすることだ」


TGがファンにケンカを売っている模様。

トニー・グラナトコーチ
「彼らは好き勝手言える。ファンは自分の意見を述べる資格があるんだ。もちろん組織としては、チームをより良くするチャンスがあるなら、いつでも適切なトレードをしないといけない。しかし実際に直面すると、口では言えてもなかなか実行に移せないものなんだ。プレイするのは選手だし、それが長期的に見てチームの助けになるわけではない。長期的な助けとなるのは、そういう意見と戦ってステップアップに必要となる選手を探し出すことだ」


コロラドはシーズンの折り返し地点41試合を終えて43pts。これはデンバーに移ってから2番目に悪い成績とのこと。最も悪かったのは1998-99シーズンで、このときは40pts。でもこのときは怒涛の11連勝もあってディビジョンチャンプとってますが…。今季はどうなるんだろ。


ちなみにコロラドファンにはブダイを愛する人が多いです。セオドアがいたときなんて8:2くらいでブダイが多かったかもしれんwでも今ではレイクロフトの活躍もあって、ブダイの株は急降下中。


深刻な財政難に苦しむタンパがヴァンサン・ルキャヴァリエにノートレード条項を破棄するようお願いしているというウワサ。


ボブ・ゲイニーGMとクレイグ・ハーツバーグの解任が噂される中、オーナーのユージーン・メリンク氏は「現時点での人事異動は考えていない」と明言している様子。後任候補に挙げられているのはパット・クイン氏とボブ・ニコルソン氏。


ちなみにクイン氏はミシェル・テリアンコーチが解任された場合、ピッツのコーチに就任するとのウワサも。


トーマス・カベルレは、トロントからノートレード条項破棄を求められたら受け入れるつもりだと発言している模様。現時点でブライアン・バークGMからはトレードに関するリクエストは何も聞かされていない様子。イースタンなら受け入れるなんてウワサもあり、モントリオールが興味を持っているらしい。


NYIはドラフトピックと若手を取り戻すべく、ダグ・ウェイトとビル・ゲリンをトレードすると言われていますが、ガース・スノウGMは選手達と紳士協定を結んでいるため、トレードには同意が必要となるらしい。


で、早速ウェイトは移籍したくないと言っている様子w


てことで候補に挙がっているのはマイク・コムリーとブレンダン・ウィット。


ちなみにコロンバスがウェイトに、コロラドがコムリーに興味があるらしい。


コロンバスのオーナーグループは選手補強への資金投入を承認した模様。これにより近日中のトレード噂が再加熱。スコット・ホーソンGMがコンタクトを取っているのはアトランタ、NYI、オタワ、ピッツ、トロントなどなど。


コロンバスが具体的に狙っていると言われる選手は、パヴェル・クビーナ、トーマス・カベルレ、ニック・アントロポフ、アントワン・ヴァーメット、ジョーダン・ストール、ダグ・ウェイト。


で、トロントはクビーナ、カベルレ、アントロポフに加えてマイク=ヴァン・ラインを出したがっているらしい。


そのアントロポフにバンクーバーが興味あるとか。


アトランタとオタワが話し合いをしているらしい。マシュー・シュナイダーとアントワン・ヴァーメットの交換トレードがウワサされている様子。


フロリダはトーマス・ヴォクーンを大売出し中らしい。


さらにジェイ・ボウミースターとネイサン・ホートンが、もうフロリダでプレイしたくないと思っているというウワサ。


共にジェイソン・スペッツァを狙っているとされるコロンバスとエドモントンが、お互いにスカウトを送り込んで牽制しあっているらしい。


タンパがこの数週間、バンクーバーに対して熱心にスカウトを送っていた模様。


トロントはアナハイムからブラッド・メイを獲得し、見返りで条件つき2010年6thピックを放出。欲しかったエンフォーサーって彼か!…ん?


モントリオールはピッツからT-J・ケンプを獲得。見返りは2010年条件つき7thピック。


ピッツはジョーダン・ストールと4年1600万ドルで契約延長。しかしサイン即トレードのウワサもアリ。


ナッシュビルはアレクサンダー・ズルツァーと2年130万ドルで合意。


トロントのミハイル・グラボフスキはモントリオール戦でセルゲイ・コスティツィンとの小競り合い中に、レフェリーに暴言を吐いて3試合の出場停止処分。


フィリーはラッセ・クッコネンを今季3度目のウェイバー掲載。


OHLでプレイしているジョン・タヴァレスがオシャワ・ジェネラルズからロンドン・ナイツにトレードされた模様。
あけましておめでとうございました。2009年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



コロラドとオタワが何やら密談をしているというウワサ。コロラドが放出するのはジョン=マイケル・ライルズとマレク・スヴァトス、オタワが出すのはアントワン・ヴァーメットを含むパッケージらしい。


そのヴァーメットとクリストフ・シューバートについてはいくつかオファーが来ているらしいが、オタワは見返りがご不満とのこと。


コロンバスはヴァーメットとクリス・ケリーに興味があり、クリス・ラッセル+ドラフトピックで交換トレードしたいらしい。が、オタワはもっとしっかりしたブルーライナーをご所望とのウワサも。


そのオタワはパスカル・ルクレアに興味があるらしく、コロンバスはジェイソン・スペッツァにも興味を示している様子。なんだかんだで相思相愛?


しかしエドモントンもスペッツァに興味があるらしい。でもスペッツァのトレードはないと思います。


せっせと水面下で活動しているコロンバスは、バッファロー@トロントにもスカウトを2名送り込んでいたらしい。タンパもミネソタ@カルガリーに3人のスカウトを送っていた様子。


取りあえずコロンバスはこの10日以内にトレードに踏み切るのではないかと言われている様子。NYIからダグ・ウェイトを獲得するのが濃厚らしいが、手持ちのピックが不足気味のスコット・ホーソンGMはシーズン終盤まで2ndピックを保持していたい方向らしい。ディフェンスのプロスペクト、マクシム・マヨロフに何チームかが関心を持っている様子。


まとめると、コロンバスのターゲットはNYI、オタワ、トロントのどこかでFA?


ついでにオタワはタンパから獲得した1stピックを手土産に動くことを画策しているとか。


マリアン・ガボリクは腰の手術に踏み切り、少なくとも10週間の離脱。これでトレードはまず無くなったと考えても良さそう。


モントリオールはギョーム・ラテンドレスをフェニックスにトレードするというウワサ。見返りはキース・ヤンドルらしい。


オタワとエドモントンが次期ヘッドコーチとしてパット・クイン氏に白羽の矢を立てたらしい。オタワはもうすぐクレイグ・ハーツバーグコーチをクビにするというウワサ。


プラハで開催される2009-10シーズンの開幕戦にシカゴが招聘されているというウワサ。対戦相手はフロリダとのこと。


次の野外試合開催地はNYとボストンが筆頭候補らしい。
ポール・スタツニーがフェニックス戦でのキルプレイ中、シュートブロックした際に右前腕にパックを受け骨折。手術は成功したものの、6-8週間の離脱となる見込み。がっくし。


トップ2センターを失うハメになったコロラドは、クリスマスフリーズ明けにセンター獲得に動くのではないかと見られていましたが、アーナソンをトップラインに上げるなどしてひとまず乗り切ろうと考えている様子。ヴォルスキをセンターにしても面白いと思います。


で、トレードに出るべきか否かについて。個人的には動かなくていいと思います。プレイオフにいけるかどうかはまだ分からないけど、ドラフトピックやプロスペクトを出すべきじゃないと思うのです。レギュラーで敗退しちゃったとしても、それは仕方の無いこと。


スタツニー負傷で奮起したのか、ここまで大人しかったDの後方射撃がどんどん出てくるようになりました。デトロイト戦のようなポカは相変わらずだけど(笑)、点が取れるようになったのは良いことだ。


ナッシュビル@コロラドでジョーディン・トゥートゥーが自慢のおバカっぷりを披露。こいつほんとうぜぇ。ファイティングする気がないなら調子こいてビッグチェックなんかカマそうとすんじゃねぇよチキン野郎。お前この間もラッピーからの申し出を無視しただろうが。あん時チェック受けたウィルジーはまだケガ治ってねぇんだよカス。



マッツ・サンディンがバンクーバーメンバーと練習を開始した模様。ロベルト・ルオンゴも故障以来初めてリンクに乗って練習に参加。


そのバンクーバーはLAからジェイソン・ラバーベラを獲得。見返りで出したのは09年7thピック。クイックとアースバーグのおかげで居場所なさそうだったもんね。


で、LAはシカゴのニコライ・ハビブリンに興味があった模様だが、その話は流れてしまったとか。


NYIのガース・スノーGMはダグ・ウェイトを放出してピック獲得を狙っているらしい。コロンバスがNIY@バッファローにスカウトを送るなど、興味を示している模様。マイク・コムリーなんてウワサも。


他にもコロンバスは6-7チームと交渉しているらしい。クリスマスフリーズ明けすぐにでも動くと言われてたけど、どうなのかな?


モントリオールとセントルイスがお互いにスカウトを送りあっているらしい。渦中にいるのはトーマス・プレカネクというウワサ。


さらにモントリオールネタ。ボブ・ゲイニーGMはマーティン・ハヴラットについてシカゴに問い合わせをしているとか。


そんなモントリオールは今後2シーズン(恐らく2010-11) にフランスでのNHL試合開催を計画している様子。モントリオール社長のピエール・ボアヴァン氏とフランスホッケー協会のグレース=エリック・ロペール会長
が9月にモントリオールで会談していた模様。


43歳ブランク5年のクロード・ルミューがついにサンノゼと2-way契約締結。ウェイバーを通過したら、取りあえずはウースターに所属する模様。ドレイパーの心境やいかに。


フィリーはダニエル・ブリエアがケガから復帰次第、ランディ・ジョーンズを売りに出すというウワサ。


イースタンチームからのオファーを望んでいるブレンダン・シャナハンですが、ウエスタンとの交渉を始めるのも時間の問題らしい。


なんだかんだでワシントンはマイケル・ニーランダーを放出するつもりはないらしい。でも一応オファーがあったら話は聞くとか(笑)こちらにもコロンバスが興味を持っているかもしれないとのこと。


トロントはバックアップゴーリーを探しているらしい。確かにCujoは今季苦戦してるけど、バックアップとしてならまだ力はありそうに見えるのは気のせい?


しかしCujoは今季限りで引退という説が。今日のアトランタ戦での通算450勝おめでとうございます。


カルガリーはダン・ライダーに対し、素行不良による出場停止処分を科した様子。


ロード12連敗を喫するなど不振にあえぐオタワですが、ボブ・ゲイニーGMがジュニアホッケー世界選手権の場でジェイソン・スペッツァを一生懸命売り込んでいたというウワサが流れている模様。オタワ・サン紙やCBCなどのメディアがスペッツァ放出の可能性を報じています。


そのジュニアホッケー世界選手権で、来季ドラフトの目玉選手ジョン・タヴァレスがスロヴァキア戦でスーパーゴールを決めた模様。



シカゴ戦とカルガリー戦をスクラッチされてたことで、マリアン・ガボリクのトレード話がいっそう加速。現時点での候補はアトランタ。ガボリク&キム・ヨンソンのパッケージでイリヤ・コヴァルチャク&コルビー・アームストロングを狙うというウワサも。しかしミネソタの失速っぷりはどうしたものか。


シーズン半ばでバッファローを離れることになりそうなマクシム・アフィノゲノフは、KHLも含めた全てのオファーを検討するつもりらしい。とは言え、希望はNHL残留。

マクシム・アフィノゲノフ
「キャリアの中で最低の時期だね。たった5分のアイスタイムじゃ何も出来やしないよ。でもまぁ見ててよ。デッドラインはもうすぐだし、きっと何かが起こるから」


フェニックスが深刻な財政難に陥っている模様。オーナーのジェリー・モイーズ氏が経営する運送会社が昨今の金融混乱により大打撃を受けているとのこと。コヨーテズの資産と収入が巨額負債の担保にあてがわれているらしい。


エドモントンのクレイグ・マクタヴィッシュコーチはロバート・ニルソンに三行半を突きつけた模様。

クレイグ・マクタヴィッシュコーチ
「彼にはもっと期待していたんだがね。アレシュ・ヘムスキーのようなベストフォワードと組むチャンスを与えたが、彼から必死さというものが見られなかった。ここまで彼が伸び悩んでいるのはそのせいだ。自己満足や自由放任主義的なものが試合に表れているのさ」


フロリダがトーマス・ヴォクーンを、シカゴがクリストバル・ユエをトレードしたがっているというウワサがありますが、ユエに関しては到底起こりうるとは思えません。何度も言ってるけど、出したいのはハビブリンの方だろ。


No.1ディフェンスマンが欲しいダラスは、トロントにトーマス・カベルレはアヴェイラブルかどうかお尋ねした模様。


モントリオールに続いて、コロンバス、ダラス、オタワもKHLダイナモ・モスクワでプレイ中のセルゲイ・ジノヴィエフに興味を持っている様子。


一方、モントリオールはスイスNLAダボス所属のアンドレス・アンブエルと契約間近らしい。


シカゴ、トロント、バンクーバーがSELティムラ所属のミカ・ピョララに興味を持っているらしい。



それではみなさんよいお年を。来年もよろしくお願いします^^
ミラン・ヘイドゥクはそれを乗り越えてきたが、決して楽だったというわけではない。


先の日曜日、この32歳のアバランチ・フォワードとチームメイト達は、7日間で4試合を戦うという、複数の時間帯を跨ぐ大きな遠征に向けて旅立った。


長い一日の終わりを飾る試合はまだ楽しいものである。しかし遠征自体は身体と精神に負担をかけ、元気の良い選手をも不機嫌な若者に豹変させるマインドゲームであり、終わりのない旅のようなものだ。


現在、ウエスタンにおけるバス遠征、モーニングコール、猛吹雪は時差ボケという肉体的負担として知られている。


「時々ルームナンバーを忘れるときがあるし、何階にいるのかも分からなくなるときがあるんだ」とヘイドゥクは語る。「どの街にいるのかすら忘れるときだってあるよ」


イースタン・カンファレンスにおける飛行機移動は、ウエスタン15チームと最低1回ずつ対戦するという現行のスケジューリング・フォーマットにおいてですら、旅行のように快適なものだろう。


アバランチは今季約53,000マイル移動することになっているが、総括責任者のジャン・マーティノーによればNHL最多の移動距離とのことである。


一方でニューヨーク・レンジャーズの移動距離は34,000マイル以下であり、カンファレンス・ライバル4チームのうち、3チームとの対戦では急行バスで移動することも可能だ。


多くのレンジャーズ選手はマディソン・スクエア・ガーデンよりも、ニュージャージー州のメドウランズやロングアイランド島にあるナッソー・コロシアムに近いところに住んでいるだろう。


実際のところ、ウエスタンのチームが4つの時間帯に散らばっているのに対し、イースタンの15チームは全て東海岸時間帯に位置している。ノース・ウエスト・ディビジョンは、ミネソタが中央、カルガリーとコロラド、エドモントンが山岳、バンクーバーが太平洋と、3つの時間帯をカバーしている唯一のディビジョンだ。


西に休息はない


両カンファレンスにおける遠征の違いは第1日から表れる。アイランダーズは今季初のロード試合をメドウランズで行ったが、ほとんどの選手にとって車で30分の距離である。Avsのロード初試合はエドモントンだったが、30分では出発地点であるデンバー国際空港までしか行けない。


ダラス・スターズにとっては感銘を受けるものではなかっただろう。ビッグDとエドモントンの距離は約1,700マイルだが、これはダラスからニカラグアの首都マナグアまでと大体同じ距離である。


「ウエスタンでは十分な睡眠を取ることが出来ないんだ」と、イースタンでのプレイ経験がある数少ないAvs選手の1人であるバックアップゴーリーのアンドリュー・レイクロフトは言う。「1日中ゾンビみたいなわけではないけれど、起きるのはちょっと辛いね」


「イースタンでの飛行機移動はほとんどが1時間か1時間半くらい。フロリダに行くので2時間くらいかな。それでもここみたいに家に着いたのが夜中の3時っていうのはないよ」


けれどもコロラドの選手は不満を述べているわけではない。彼らは豪華なホテルに泊まり、流行のレストランで食事をし、ターミナルの混雑や遅れ、でん粉質の食事とは無縁のチャータージェット機で移動する。


「初めてチャータージェットに乗ったときは“マジかよ、1軍選手はこんなに楽な移動をしてるのか”って思ったよ」と、よりスパルタンな遠征経験のあるベテラン・フォワードのベン・ギーテは語る。


ギーテはマイナーリーグ在籍時の7年間、バスで各州を移動してきた。


「入団した最初の年にオーナーがコストカットを決めてね」とギーテ。「それで彼は寝台車を無くしたんだ。“心配するな、ケアはしっかりするから”って言ってたっけ。新しいバスは真ん中の7列を取っ払って、フロアの上にみんなで雑魚寝したよ。先輩方は“信じらんねぇ、まるで映画『スラップショット』みたいだ”って言ってた」


そのこともあって、ギーテはまばらに散らばっているNHLのウエスタンを遠征することは大変な旅だということを逸早く学んだ。


「大変だけど無くなるわけでもないからね」と彼は言う。


気晴らしの方法を探す


それゆえ、ロード中にアットホームな気分を味わう方法を見つけるのはとても困難だ。試合前の長い時間を何人かはギターをかき鳴らし、何人かはインターネットゲームやカードゲームで時間を潰し、他はショッピングモールや映画館でリラックスしたりして過ごす。


「でも1週間以上ロードに出てるときは時間を潰すのが大変だよ」とアバランチ・ディフェンスマンのジョーダン・リオポルド。「映画は数少ない選択肢の1つ。することなんてほとんどないよ。ホテルでジッとしてることなんて出来ないから、何かやることを探さなくちゃいけないんだ」


しかし街中を冷たい風が吹き荒れ、気温も0度を下回り、耳や鼻毛が一瞬で凍りつく真冬のエドモントンのような街で、快適なハイアットホテルから出ることは容易ではない。


「バンクーバーは、うん、キレイな街だね。ニューヨークやボストンみたいな大きい街はたくさんあるよ」とギーテ。


「でもエドモントンやカルガリーで過ごすオフはすごく長く感じる。ショッピングモールもあるんだけど…」


コーチ達は選手達の負担を軽減しようと努力する。2年前、アバランチの選手達とコーチ達はエドモントンのボウリング場で対戦し、当時アシスタントコーチだったトニー・グラナトは213のスコアを挙げている。ガーターの連続は笑いを生む場面だ。これもまた搭乗までの時間調整例である。


「どれだけ腕を上げたか確認するんだ」とグラナト。「もちろん休息は大事。でも練習の時間と長さはしっかりとってあるよ」


ホテルで長い時間を過ごし、雪の中ホテル-アリーナ間をバスで往復、さらに辛い敗北を喫したとなると、選手達にとっては家に帰るのが楽しみとなるが、帰宅も試練のようなものだ。


「カルガリーやエドモントンでの試合後は大変だよ、特に負けたときは」とギーテ。「空港が遠いんだもの。さらに税関まで戻らなくちゃいけないから、余計に時間が掛かるんだ。同じ方向にないからね。税関に行くと係の人が“おかえりー”なんて言ってくるよ」


「帰るときはみんな指紋や写真を撮られる。2時間で済む移動も4~5時間かかるんだ。9・11が起こる前はもっと楽だったよ。当時はメイン州の学生だった。そこにいくとちょっとしたポストみたいなのがあって、係りの人に運転免許証を出すと紙切れにちょこっと書いて“よいお年を!”なんて言ってくれた。コンピュータなんてなかったよ」


真の根性


ホッケーでは決して変わることのないものがいくつか存在する。外回りと自然のしっぺ返しだ。


2000年に、フェニックス・コヨーテズを含む4チームが、街史上最悪の猛吹雪のため、ノースカロライナ州ローリーのホテルに3日間も缶詰状態にされた。


「これって止むの?」とコヨーテズのディフェンスマン、テッポ・ヌンミネンはアリゾナ・リパブリック紙に答えていた。


しかしホッケー選手は雪よけのおかげで除雪が出来るため、立ち直りは早い。


ファンにとってはどうか。2000年にタイラー・レイルトンは全NHLアリーナで観戦するために、車で16,384マイルを移動した。最も長かった移動距離は、オールスターブレイク中にフロリダからデンバーへ向かったときとのことだ。


「2回くらいほとんど諦めかけたよ」と彼はニューアーク・スターレッジャー紙に語った。「1度目は雪の中をたくさんのトラックに囲まれてカナディアン・ロッキーを越えていたとき。運ちゃんからしたら邪魔でしょうがなかったんじゃないかな。2度目はダラスからナッシュビルに向かう途中のアーカンソーで。雪が12インチも積もったんだけど、除雪車が走ってなくてさ。車の中で一晩過ごすハメになったんだ。車中泊なんて子供のとき以来だったよ」


これがウエスタン魂というものだ。ナッシュビル・プレデターズも11月に、3つの時間帯と2国間に跨って6,432マイル移動し、13日間で6つのウエスタンチームと戦い、その根性をみせた。


同様に、先の2月にはサンノゼ・シャークスもまた、悪夢のような5日間での4試合を含む、16日間でロード8試合を戦い、5,756マイルを移動してきた。


Avsがその魂を見せるのは、クラブ史上最長のロードトリップとなる2月20日から3月2日。


またロードか。


イーストとウエストの違いを知る上で、この簡単な言葉が全てを物語っている。


「夏になっても旅行に行きたいなんて思わないよ」とギーテは語った。




by クレイ・ラティマー (Rocky Mountain News)
シュートアウトまでもつれ込んだコロラド@タンパで疑惑の裁定があったと盛り上がっていますが、この件に関しての個人的見解。


事件はミラン・ヘイドゥクのシュートアウト・アテンプト時に起こりました。タンパGのマイク・スミスがスティックを投げてヘイドゥクの妨害をしたとして反則を取られ、オートマチックゴールが認められたのです。結局これが決勝点となってタンパが敗れました。


その動画がコチラ。


マイク・スミス
「展開が速かったし、色んなことがあっという間に起こる試合だった。けどレフェリーは1人じゃなくて4人もいるんだ。全ての角度から見渡しているはずなんだよ。セーブした後にスティックを手放したんだ。スティックが不安定な状況だったからね。あのコールはないよ。セーブした後の出来事なんだから」


スミス本人も実況も「すでにセーブは成立してた」と主張していますが、動画をよく見てください。ブロッカーセーブの前にスティックは手から離れています。ということでこの主張は成立しない。


それよりも問題なのは、スティックを「投げた」のか「落とした」のかだと思う。NHLルールの第26条第4項によれば“ゴーリーがスティックを投げた場合、妨害プレーとして相手チームのゴールを認める”とあります。一連の動きを確認してみると、

①スミスはポークチェックを試みてスティックをスライドし、グリップエンド側に握りなおした

②ここでヘイドゥクが左へ動いたため、スミスもブロッカーセーブでこれに対応しようとした

③しかしグリップエンドを握っていたためにストローク幅が大きくなっていて、(a.スティックが不安定な状況になり落としてしまった【不可抗力】 or (b.持ったままでは間に合わない/ブロッカーをしっかり縦に出来ないため、やむを得ずスティックを手放した【故意】


どちらにしても「投げた」というよりは「落とした」という方が正しい気もしますが…。ただ、動きが動きだけに微妙ですけどね。ポークチェックの体勢からブロッカーセーブに移行しようとしたら、急いでいたこともあって投げる素振りがあったと見られても仕方ない部分もあるかと思いますし。あと、妨害の意図がなくてスティックをわざと落とした場合の扱いはどうなるんだろう?


結論:わかりません(おい


厳しいコールだとは思いますけどね。


ただ、シュートアウト時ではパックがゴールラインを割ったかどうかを確認する際にしかビデオレビューが認められていないっていうルールは改正すべきだと思います。


この日はコロンバス@ダラスでも疑惑の裁定で勝敗が引っくり返った様子。オーバータイムでマニー・マホートラがゴールを挙げたものの、キックモーションがあったとしてノーゴールの判定に。ここで勝機を逃したコロンバスは結局シュートアウトの末に敗れてしまいました。ダリル・シドアに押されたのであって、蹴り入れようとしていたとは見えないんですが。。。


フォッパは「コロラドでもう1回プレイオフに出たい」と発言している様子。大歓迎です^^しかし同時に「足が治らなかったら引退する」とも言っている模様。何とか治してくれ><数週間前に再手術を受けていたとのこと。

ピーター・フォースバーグ
「まだプレイしたいよ。スタンドに座って観ているだけなんてもう嫌だ。もし今季プレイ出来ないんだったら引退するだろう。でも世界最高のドクター(ベルティル・ロマナス医師)が付いてるからね。彼がいなかったらとっくに引退してたと思う。まだ望みは捨てちゃいないよ」


ついにマッツ・サンディンがバンクーバーと契約。内容は単年900万ドルほどだが、実質的なキャップヒットは500万ドルほどとのこと。昨季のフォースバーグと一緒ですね(アベレージは500万ドルで、実質的には100万ドル)。27日からチームに合流する見込み。


サンディンと契約してもまだ250万ドルのスペースがあるバンクーバーは、デッドラインでの大物獲得もウワサされている様子。


NYRはクリス・ドゥルーリーをコロラドにトレードしてまでサンディンが欲しかったようですが残念(ドゥルーリーはコロラドならノートレード条項を破棄すると見られているらしい)。イースタンに行ってほしかったのに。なんで北西に来んだYO!


ブライアン・バークGMはクリスマスフリーズが明けたらすぐにでも、トロントGM就任後初のトレードを敢行するつもりらしい。ラインアップ補強もしくはエンフォーサーの獲得が目的というウワサ。


グレン・マレイGMは「早いとここの悲惨な現状を打破しなさい」とプレッシャーをかけられているらしい。以前、他のクラブからジェイソン・スペッツァについて問い合わせがあったものの、その時は放出するつもりはないと断っていたとのこと。きっとバンクーバーだと思います。サンディンが獲れなかった時の代案で。


ジャン=セバスチャン・ジゲールは父が亡くなったため、アナハイムを一時離脱。これによりエドモントン戦で先発マスクを被ったヨナス・ヒラーは51セーブを挙げて勝利に貢献。これは98年対オタワでのミハイル・シュタレンコフ、04年対デトロイトでジゲールが挙げたチーム記録に並ぶセーブ数とのこと。


ピッツはマクシム・タルボと2年210万ドルで契約延長。


ジェイソン・キメラはグローインを痛めて4週間ほどの離脱予定。さらにコロンバスは無制限ウェイバーを通過したフレドリック・ノレナとの契約を解除。


で、ノレナはKHLのAKバーズ・カザンへ行くことに。


タンパはユッシ・ヨキネンをウェイバーにかけた模様。


サンディンの件はカタがついたので、これからはガボリク中心にウワサが飛び交うんだろうな。