名古屋旅行2日目、リニア・鉄道館の続きです。



 新幹線300系電車(322-9001)


新幹線300系電車。速達タイプの「のぞみ」として華々しくデビューした、最高速度270km/hで走行できる新幹線です。

量産先行試作車のJ0→J1編成から、東京寄り先頭車の322-9001が展示されています。


試作車であるJ0→J1編成の特徴は「キレ長なライトカバー」「頬を膨らませたみたいな台車近くのプレスライン」「量産車とは違う前面窓ガラス」でしょうか。

2階デッキから。台車周りの膨らみがインカムの様に見えます。

キレ長ライトカバーはキリッとした目つきに、量産車とは異なる前面窓ガラスもなかなか個性的です。

車内・・・を映したカット(車内は撮影しはぐってます)


300系のデッキに設置された公衆電話とテレホンカードの排出マシン。広告枠には現役時代の300系J1編成が100系・0系と並んでいる写真が掲出されていました。



 新幹線700系電車(723-9001)


新幹線700系電車。JR東海とJR西日本が共同開発した、快適性・環境適合性を高いレベルで実現した新幹線です。

量産先行試作車のC0→C1編成から、博多寄り先頭車の723-9001が展示されています。


正面から見るとちょっと可愛い。


斜め後ろから見るとカッコいい。


700系の方向幕は「のぞみ 名古屋」と「のぞみ 姫路」の間で止まっていました。



700系の車内。時代が進むごとに雰囲気も変わっていきます。

☆おまけ☆

余談ですが、2階には「新幹線車両のアルミリサイクル」と称して700系の側面のカットモデルとリサイクル品が展示されていました。

側面カット、ちょっと欲しい。


カットモデルの裏面。車内の装飾は撤去され、リサイクルできる状態になっていました。


アルミリサイクルの過程とリサイクル製品の例。

多くの過程を経てリサイクルされるんですね。

一番身近な例では、東京駅一番街の「東京ギフトパレット」で外装・内装の建材として使われているそうです。



 新幹線922形電気軌道総合試験車(922-26)

922形。線路や架線を高速走行しながら検査できる、いわゆる「ドクターイエロー」です。

JR西日本に所属していたT3編成のうち、7号車の922-26が展示されています。


このドクターイエローの枠は、2025年6月頃からは1月末に運行を終了した923形T4編成に置き換わるので、展示終了前にリニア・鉄道館で展示されている姿を見ることができて嬉しかったです。


923形から置き換わる922-26はJR西日本へ返却されると同時に、2025年6月頃から石川県白山市の「トレインパーク白山」へ移設展示される予定です。


922形妻面。「幹ハカ」は「博多総合車両所」の略称です。


922形の説明パネル。ドクターイエローの役割が説明されています。



パネル左下には「西日本旅客鉄道株式会社所有車両」と明記されています。

譲渡とも寄贈とも書かれていないので、この922形はJR西日本から借りている。ということに…。


車内には架線検測用の観測ドームが設置。


この車両、最初から休憩室として製造されてるのにどうして7号車に観測ドームがあるんだろう…?と思っていたら、編成の図を見る限りだとどうやら1つのパンタグラフを前後両サイドから2つの車両の観測ドームで検測してた?らしい??です。

この辺りはちゃんと調べないといけませんね…。


座席。この車両は休憩室になっていて、モニターからドクターイエローの業務内容や夜間保守作業の映像を流していました。

転換クロスシートを装備しているのも相まって、同時期に製造された0系1000番台と同じ雰囲気が出てます。

座席モケットはJR西日本で運用していた0系と同じものだそうな。



この日は「新春!ドクターイエロー神社」の期間中。

絵馬を書いて奉納したり、リニア・鉄道館に設置された神社やドクターイエローの写真を特定のハッシュタグと共にSNSに投稿すると・・・



ドクターイエロー神社の限定クリアファイルが貰えるというもの。

これも来年からは923形に変更されるんでしょうね…。


 新幹線N700系電車(783-9001・786-9201・775-9001)


新幹線N700系電車は、700系をベースに高速性、快適性、環境性、省エネルギー性をさらに高めた車両で、新幹線初の車体傾斜システムを採用しています(リニ鉄公式サイトからほぼコピペ)。


リニア・鉄道館では、2019年に引退した量産先行試作車のZ0→X0編成から1号車の783-9001・14号車の786-9201・8号車(グリーン車)の775-9001の順に連結されて、屋外展示兼ランチトレインとして活用されています。


N700系展示に伴い、屋外のランチトレインとして活用されていた117系3両は1台を残して解体。さらに残った117系を収蔵庫エリアでの展示開始に伴い、改造部分の老朽化が進行していたしなの用パノラマグリーン車のクロ381-11が解体されています。


X0編成の編成番号。X編成は、N700系Z編成にN700Aに準じたアップデートを施したグループです。

まさかN700系が展示される時代が来るとは夢にも思わなかったです。


14号車のデッキには自販機が設置されたままでした。

流石に使えないっぽい。


グリーン車775-9001のナンバー周り。

雨水でしょうか、階段と接地している部分は掃除が行き届きにくいのか、薄汚れていました。

これ以外の部分はわりと綺麗だったんです。屋外展示はお掃除しにくいのが大変ですね…。


車内。今回は帰りに乗る普通車じゃなく、グリーン車の8号車に乗車。

思った以上にゆったりくつろげるんですね。これなら長時間の移動が苦じゃなさそうです。



新幹線組の紹介がちょうど終わったので、次は在来線をまとめようと思います。