台風の猛威の中久しぶりの投稿となります。この先台風の進路にあたる地域にお住まいの方は荒天にくれぐれもお気を付けください・・・
今回は関東&出雲遠征紀、いよいよ本遠征最大の目的でもある寝台列車「サンライズエクスプレス」の旅が始まります!私自身にとっても今回が初となる寝台列車全区間乗車、一体どんな旅となるのでしょうか!
東京駅にて
今回はサンライズ出雲号・東京~出雲市間953kmを11時間58分で旅します。始発となる東京駅9番線には21時30分過ぎの入線で、途中の岡山まで高松行のサンライズ瀬戸号7両を併結した14両運転となります。なおここまで使用してきた青春18きっぷでは利用できないので、一度改札を出て出雲市までの乗車券・特急寝台券で再入場します。
車内に入ったらまずはシャワーカードを購入しておきます。A寝台シングルデラックス利用時は不要(事前に専用カードが用意されている)ですが、B寝台・ノビノビ座席利用でシャワー室を使う際には数量限定のシャワーカード別途購入が必要のため、乗車してすぐの購入をお勧めします。
シャワーカードを購入したところで今宵の部屋、B寝台シングルの2階へと入ります。その後いったん荷物を置き、再度ホームへ出ます。(部屋のロックを忘れずに!)
東京駅にて
この時点で発車まで15分ほどあったため先頭車両とロゴマーク、併結面を撮影しました。今夜の編成は285系0番台I1編成(前7両サンライズ瀬戸)+285系3000番台I5編成(後7両サンライズ出雲)でした。ちなみに285系0番台がJR西日本所有、3000番台がJR東海所有の編成となっています。
そして22時ちょうどにサンライズ瀬戸・出雲は東京駅を出発!東京のビル街の夜景を横目に一路西へと向かいます。発車してすぐに流れる車内放送(2015年から自動放送化)に耳を傾けつつ、少し哀愁も感じながらの旅の始まりは、寝台列車ならではのものですね・・・
それでは今夜1泊する部屋を見ていきましょう。今回はB寝台シングル(2階)1室をキープしました。木目調で統一された内装・白熱灯色を採用した照明が特徴です。一見狭そうな感覚もありますが、1人利用には広すぎず狭すぎず、ちょうど良いぐらいの広さでした。
扉のすぐ横にはコンセントが用意されており、スマホやカメラの充電もできるようになっています。あまり使いすぎると電圧低下等が起こるそうなのでご注意を・・・w
目覚ましやオーディオ類・室内灯の操作パネルです。NHK-FMラジオをイヤホンまたはヘッドホンをつなぐことで聞くこともできます。
窓やカーテンはこんな感じです。2階席のため天井に向かうにつれて壁がカーブしているのがわかります。ちなみに個室内では立つことも可能ですが、背の高い方だと結構天井とギリギリになってしまうかも・・・w
各寝台には浴衣・毛布・枕が備えられています。枕は私にとっては少し低めだったイメージが・・・w
ハンガーとコップも備え付けられています。ハンガーはシャワー室で使ったタオル類を干すのにも使えました。
このほかにもさまざまなタイプの寝台やスペースが設けられたサンライズエクスプレス、後ほど車内探検にもご案内いたします!
横浜を出発したころで夕食の駅弁、東京駅で購入しておいた秋田比内地鶏めし&あきたこまち重をいただきましたw 本当は崎陽軒のシウマイ弁当を買うつもりでしたが残念ながら売り切れだったため、残っていたこちらを今回はチョイスwww ちなみにサンライズ瀬戸・出雲には全区間車内販売がないので、食料の購入も忘れずに!
駅弁を食べ終えるころには夜も更け、街や駅やすれ違う車両の明かりも少なくなっていきます。そして気づけば心地よい列車の揺れに誘われて眠りに落ちる・・・ 寝台列車の夜はそんな不思議な旅情とともに流れていきます。初の寝台列車全区間乗車旅で興奮気味のまま、熱海・沼津を過ぎたあたりで私も床に就きました。
そんな魅惑の寝台特急サンライズエクスプレスの旅は次回へ続きます。引き続きお楽しみに!