はじめまして③ | 社会人の簿記・会計系資格取得のためのブログ

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自ら苦労した公認会計士試験等の勉強で、合格を果たし、その後の実務経験により得た知識と経験、そして、大手専門学校での15年以上に及ぶ講師経験も併せて、このブログにおいて「働きながらスキルアップ」を目指す社会人受験生向けに情報を配信していきたいと思います。

こんにちは。

今日も簿記論ブログにお越しいただき、
ありがとうございます。

簿記講師でございます。

さて、いまわたくしの自己紹介をさせて
いただいてます(^ ^)。

前回の記事では、「あり方」の必要性
について痛感したということを書きまし
た。

では、そのあり方についてどのように
変えていったのかということについて
書きたいと思います(^。^)

まず、わたくしの「心のブレーキ」は

公認会計士試験は難関試験だ・・。

という思い込みでした。

 んで、じゃあ、ちゃんと自分で
公認会計士試験についてちゃんと
調べたのかというと、世間の評判だけ
で判断してたんですよね~。

 なので、自己の勝手な思い込みです。

このような思い込みを解消するには
どうすればいいのか?

 神経言語プログラミングという心理学
では、「メタアウトカムの設定」という
方法を使いました。

「メタ」とは「~を越えて」

という意味で、

 自分の目標を越えて、その先をゴール
として設定
し、紙に書いたり、イメージ
したりします。

 こんなことして、なんの意味があるの
か?

そう感じた方もいらっしゃるかもしれ
ませんが、

人は、最終目標を到達困難なもの

と思いこむそうです。

 そこで、公認会計士試験合格は
あくまでも中間目標とし、合格後の
理想の姿を最終目標として設定する
わけです。

 このことにより、中間目標となった
公認会計士試験合格はあくまでも
通過点。

 公認会計士試験に対する心理的ハー
ドルが下がります。

 わたくしは、とにかく合格後の
理想とする

・住まい
・通勤
・職場
・家族
・休日の過ごし方

こういったものをイメージし、
手帳にそのことを書き込みました。

 すると次第に、公認会計士試験
の合格に固執することがなくなり、

上記のイメージが叶えば、べつに
公認会計士試験に合格しなくても
いいや・・・。

と、本気で思えるようになって
きたんです。

 また、これと同時に「やり方」
による対処も併せておこないました。

 公認会計士試験に対して不安など
いだく理由・・。

 それは、試験に対してちゃんと
対峙していなかったからです。

つまり、公認会計士試験を過度に
怖がり、過去問などをちゃんと
目の当たりにしていなかったんです。

 そのため、頭の中だけで
試験に対する恐怖心が大きく膨らんで
いたんですね。

 こういうことって、仕事や恋愛、
人生のあらゆる場面で起こること
ですよね~。

 そのことに気づいたわたくしは

相手のことは面と向かって、ちゃん
と見つめよう!!

と胎を決め、過去問をしっかりと
分析するようにしたんです。

 このことにより、公認会計士試験
に対して、過度な恐怖心を抱いて
いたことに気づき、試験に対する
恐怖心が消えていきました。

 幽霊が出たときでも

「うらめしや~」と来たとき

目をつぶって、

「キャー」と怖がると、いつま
でも追ってきますよね。

でも、面と向かって

「何か用ですか!」

というと、幽霊は逆に驚いて
消えていきます。

そんな感じです(ホントかな?)。

とまあ、こんなことで「あり方」
についても対処していったんで
すね。

このようなことは、自分の心理面
にとって、本当に効果があったと
思います。

しかし、「あり方」という点では
もっと根本的な部分に焦点を当てる必要
があることに気がついたのです。

 その根本的な部分とは?

それは、「自分自身の価値」です。

「自己肯定感」ともいえますよね。

ここが構築できていなかったゆえに、

心の奥底では、

自分はそんなに賢くない。

自分より出来る人はもっといる。

自分にそんな能力はない。

やっぱりダメなんだ。

 そんなことを思ってしまって
いたんです。

このような心理的状況を放置した
がゆえに、実は試験で痛い目に
あいました。

 なにかというと

短答式試験で、1点差で落ちてしまった
です!得意げ

いままでの受験では、直観やセンスが
働いて、クリア―してたのに、

その年は、上記のような心理状態だっ
たために、直観やセンスが働かなかっ
たんですね。

 もう、こんな状況になれば、
否が応でも、自分自身を見つめなければ
いかません。

 もう、他人のせい、社会のせい、
先生のせい、資金のせい、そういった
自分以外の周りのせいにはできません。

「やり方」は変えた。

勉強方法は徹底的に見直した。

あと足りないのは・・・。

・・・。

・・・。

自分への自信だった

このことに気づきました。
もう、これだけなんだな~。
そう思いました。えっ

 でも、ここで勘違いしては
いけません。

自分への自信とは

勉強の成果が現れて成績が良ければ
自信がつく

公認会計士の資格を取れれば自信
がつく

監査法人に入れば自信がつく


ということではないんですね。

いままでは、上記の外付けの自信
ばかり追ってましたが、この挫折
により、自分にとっては違う
ということに気づきました。

 勉強の成績がたとえよくなく
とも、自分は大丈夫。

 公認会計士の資格なんてなく
とも自分には価値がある。

 人生何とかなる。
なぜなら、自分だから。


 このように、次第に考え方を
変えていったんです。

この間、ホントに1年近くかかり
ましたよ。

 でも、この経験が糧となり
いまの自分があります。

この時代は、とにかく心理的に
きつかったんですが、「心のあり方」
を変えたことで、現実までが色々
と変わっていったんです。

 もし、税理士や公認会計士、
簿記1級試験を目指している方で
なかなか自分の思うような成果がでず
苦しい思いをしている方がいらっしゃ
れば、ぜひ、つぎの2つの事に焦点を
あてて、対応してみてください。

第1:勉強方法などの「やり方」

第2:自己肯定感などの「あり方」

この2つのことは、何も国家試験の受験
だけに言えることではありません。シラー

仕事や人間関係などの人生のあらゆる
場面で、必要になってきます。

 ぜひ、この視点をもって、自分自身
を見つめ直すということをやって
みてください。

必ずや、いまの苦しい状況に改善の
兆しが見られるようになるかと思います。

 このような、わたくし自身の経験から
受験勉強されている方が、少しでも楽に
合格できるように、上記の2つのことを
講義カリキュラムに組んで、簿記を教えて
います。

 この考えが、受講されている方にも
広がり、日本や世界に貢献できる「人財」
を育成できれば、本当に幸せです。
そのために、今日も講義を頑張ってます!