治したいではなく、どう治していくか!さいたま市 ときわ接骨院のブログ

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痛みのメカニズムを解明、早期回復を可能に!病に苦しむ人を救いたい!
ご相談、ご来院ください。

マイクロカレント(微弱電流)を用いて、体の奥の脊髄及び脳神経の神経細胞にまで働きかけ、神経の伝達をよくして治癒に導いていきます。接骨院では難しいとされていた自律神経や不定愁訴、眼精疲労までも治療が可能です。ブログ内に出てくる専門用語や治療法について、または、今悩んでいる症状についてのご質問や不明な点は、コメント欄、ホームページの御相談フォームよりお寄せください。

ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

当院は、今年から土曜の午後は

休診とさせていただいております。

本日でまだ二回目の土曜だったため

時間の過ごし方がわかりません。

 

前回の、今年初めての土曜日は、

仕事が終わったのが3時になってしまい、

家に着いたのが4時で、

お昼を取り終えたのが

5時になってしまいました。

夕食が9時だったのであまり食欲がなく

申し訳なかったのですが、

義務的に取らせていただきました。

 

ただ、2回目の本日は、

私の一年に一回の誕生日だったため、

ママちゃんと次男で

(長男は、仕事でした)

お寿司をごちそうしてくれました。

(回転していたお寿司ですけれど)

 

うれしいことに次男は、

私の誕生日ということもあり、

私と全く一緒のものを

食べてくれました。

すごくうれしかったです。

 

来週からは少し考えて

対策をたてたいと思います。

 

また、時間が空くことにより、

自宅近くにテニスの練習ができる

壁打ちを見つけましたので、

様子を見ながら

行ってみたいと思っております。

 

テニスといえば、

一昨日当院の患者様が

一緒にプレーしている患者様を

連れてきていただき、

膝が痛いので

診てあげてほしいということで

連れてきてくれました。

 

実は去年の11月に

その患者様と一緒にテニスをして

その時に見てほしいと

いわれていたのですが、

コロナが増えてきてしまったため

中止となってしまっていました。

 

玄関で少し拝見したところ、

O脚がつよく屈曲拘縮もありました。

それでのテニスは大変だと思います。

電車に乗ってのご来院ですが、

今までいろいろなところに行ったが

よくならなかったそうです。

できれば、痛みなく楽しくプレー

できたらいいですよね!

1月17日にご来院されるそうです。

 

また野球の話になってしまいますが、

お昼に終われば、

土曜日は、ほぼ試合が昼間なので、

最初から見られます。

(ヤクルト戦の神宮球場を除いては)

それも楽しみです。

 

時間が空いたことにより、

書類の整理も

余裕をもってできそうですし、

少しはお勉強もできるのでしょうか?

 

あっ そうそう

ブログももっと書かないといけませんよね…

 

 

 

 

 

大変遅くなりましたが

明けましておめでとうございます。

昨年はいろいろありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

当院は、開院してから

今年で36年になります。

今までご来院されました患者様からも

いろいろなご相談をされることも

増えてきております。

少しでも、

お力になれますように

頑張っていきますので

よろしくお願いいたします。

 

また、これからも長く続けられますよう

土曜の午後は、

休診とさせていただくことにしました。

よろしくお願いいたします。

 

また、大好きな

横浜DeNAベイスターズ

去年は、最下位から2位になり

今年は、

優勝が狙えそうなところまで来ました。

開幕が楽しみです。

 

はやくコロナが落ち着いて

テニスもできるようになりたいです。

 

皆様も

今年がいい年でありますように!

 

 

 

 

ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

本日は、前回腰の痛みでしたが、

腰から抹消部の股関節、大腿部からの

影響があった腰痛でしたが、

今回はその上部の方(背中や肩までの痛みの影響)

としての腰の痛みを書いてみたいと思います。

 

患者様は70歳女性の方で、

左肩を痛め、前日は痛くてよく眠れなかったそうです。

「2日前はスポーツクラブでヨガ、

その当日、布団干しや買い物で

無理をし過ぎたかもしれない」

と言うことでした。

 

この患者様は、

背中がやや丸くなっているため

日常生活で肩や背中や首などに

無理な力がかかってしまうようでした。

 

前回は、腰から下肢(股関節や大腿部など)

の影響としての痛みでしたが、

今回は肩ということで

肩の関節周りの状態や首の状態

を確認いたしました。

 

布団干しや買い物で

無理がかかってしまう場所を考えて、

診ていったところは、

肩だけではなく

腰から背中の痛みや筋緊張がありました。

 

普通、腰からの筋肉ですと脊柱起立筋が有名ですが、

腰から肩(上腕骨につながっている筋肉)

があります。

それは、広背筋という筋肉です。

 

それはちょっとおいておいて、

腰のはりでの脊柱起立筋は、

腸肋筋、最長筋、棘筋、と言う筋肉で

その神経支配は、脊髄神経後肢に支配されております。

腰と言うと脊柱の起立筋と考えがちですが、

今回この患者さんが痛めたのは

診察してみると

広背筋を強く痛めているようでした。

その広背筋は

頸椎の6~8番から出ている神経で、

脊髄神経の前枝から出ている

胸背神経にて支配されております。

なので同じように背中にある筋肉ですが、

前述のしたように、

頸椎の6番から8番から出ている

脊髄神経の前枝から来ておりますので

この広背筋は背中にあるにもかかわらず、

背筋とは言われないものです。

 

この広背筋の起始部は、

胸椎の7番から胸腰筋膜~腸骨~仙骨から

始まっております。

(結構広いんです)

また停止部は上腕骨で、

その近くに付いているローテータカフにも近く、

大円筋にも近いので、

五十肩の処置の時もよく使っております。

それは上腕骨を巻くようについているので

(ねじれているので上肢の内旋をさせるため、

五十肩の処置にも使えます)

 

広背筋は、体幹と下肢のつながりがあり

腹横筋と広背筋のつながり

また大臀筋と広背筋のつながりもあります。

そのため胸腰筋膜、仙腸関節や腸骨との

つながりがありますので、

上肢の筋肉とみても良いのですが、

体幹の安定にも大事だとされる筋肉です。

 

ですので、いろいろな動きや痛みにたいしても、

有効な筋肉です。

 

でも、背筋であろうがなかろうが、

関係ありませんよね!

 

 

大変遅くなりましたが

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて今回は、

慢性的な腰の痛みに対して

書いてみたいと思います。

 

この方は40代の女性の方で

仕事はデスクワークで

慢性的な腰の痛みがあります。

 

デスクワークで1日中、座っているため、

自分の体重で

臀部や大腿部の裏側(ハムストリング)が、

圧迫され硬くなっていて

ハムストリングを伸展した時

(膝を伸ばすこと)伸展困難、

長時間のデスクワークなので、

鼠蹊部(足の付け根)も硬くなり、

周りの筋肉や神経、血管、リンパの流れ

も滞ってしまっていました。

 

デスクワークは、

長時間、同じ姿勢で座っているため

同じ箇所に負担がかかり

その場所に疲労度が増し、

血行の悪さや圧迫が起こり

症状が出てきてしまいます。

 

大事なところは仙腸関節股関節で、

ここに、いろいろな筋肉や靭帯が付着しているので、

様々な影響が出てきてしまいます。

 

股関節や仙腸関節(骨盤の関節のこと)

が硬くなると、

骨盤や背骨に影響が出てきます。

(骨盤は、左右の寛骨と仙骨、尾骨からできていて、

寛骨は、腸骨、恥骨、坐骨からなっており

仙腸関節は、

その仙骨と腸骨のつながっているところのこと)

仙腸関節や仙骨から

脊柱起立筋の筋肉が出てきて

いろいろな筋肉と連結して

脊柱の正常な弯曲を保って

背骨をまっすぐに保つような

姿勢の維持をする起始部となるところです。

 

仙腸関節の影響のある個所は、

ハムストリング、仙結節靭帯、

大臀筋(お尻の筋肉)、

大腿筋膜張筋(大臀筋と一緒になり

お尻の外側から太ももの外側を走行する筋肉)

梨状筋(外旋六筋含む)、

起立筋群とつながっておりますので、

長く座っていることにより

仙腸関節や股関節からの

腰の影響が出てきてしまうのです。

 

そこに大きな結合組織として

仙結節靭帯があり、仙腸靭帯や仙棘靭帯もあります。

この仙結節靭帯が、

仙骨と坐骨結節と結んでいる場所で

その坐骨結節は、

ハムストリングがついています。

ずっと座っているとハムストリングが硬くなり、

その起始部が坐骨結節なので

そのつながりで坐骨結節に影響が出てしまいます。

それが仙腸関節をまたいでいるので

骨盤や坐骨、仙骨とつながっていて

仙骨に影響を与えてしまいます。

その仙骨は

骨盤底の筋肉も仙骨についていて、

仙腸関節に影響します。

また多裂筋が仙骨についていて

背骨に関わっております。

 

股関節は、骨盤や背骨に影響します。

デスクワークでの長時間座る方は、

姿勢が重力に負けて、つぶされていくと、

骨盤は、後傾して(体が丸くなること)、

太ももの骨は、外に回ろうとすると、

外旋六筋が縮んだ状態で体重がかかり、

筋肉の緊張状態が続き、

柔軟性がなくなってしまいます。

 

また大事なのは仙骨と股関節

(デスクワークで股関節が屈曲位に固定

されているので無理がかかります)

を連結させている梨状筋という筋肉で

この筋肉が仙骨と股関節についているので

ここが硬くなると仙骨が引っ張られ

仙腸関節に無理がかかります。

 

また大臀筋も腸骨から仙骨についているので

無理がかかってしまうので影響があります。

 

また腸腰筋と呼ばれる

大腰筋と腸骨筋ですが

大腰筋は背骨から出ていて

腸骨筋は骨盤から出ているので

作用する場所が違ってきます。

 

お尻が硬くなるとそれに続いている

お尻の外側や太ももの外側の

大腿筋膜張筋も硬くなり、

股関節は、梨状筋だけでなく、

お尻の筋肉の中殿筋や小殿筋や

外旋六筋(梨状筋、上双子筋、下双子筋

内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋)

といわれる股関節や

細かい動きをつかさどる筋肉たちにも

無理がかかってしまいます。

ここが硬くなると、歩行だけでなく、

たっていたり、方向転換したりする時も

股関節から骨盤につながっている

筋肉たちなので、

脊柱管狭窄症の方にも

非常に効果がある場所です。

 

また鼠蹊部は血管、神経、リンパなどの

重要な通り道で、

ずっと圧迫されていると

循環障害を起こしてしまいます。

 

症状が出ているところだけでなく

複合的な処置が必要となってしまうのです。

各々の筋肉だけを治療するだけでは

良いと言うものではありません。

 

つまり各々の筋肉だけを治療すればば

良くなるのではなく

複合的な治療が必要とされることも

多くありますので皆様ご注意なさってください。

こんばんは

ブログにお越しいただきありがとうございます

 

今回はしびれの3回目です。

患者様は、70歳の男性の方で

右の首から肩が、寝ていて起きる時など、右上肢(うで)全体や

右手掌(手のひら)全体にしびれがあります

 

頭頂部からの圧迫、手関節の掌背屈(曲げたり反らしたり)、

肘関節の伸展屈曲(曲げたり伸ばしたり)、

及び肩関節の屈伸(腕を前に出したり後ろに引いたり)などで

関節の動きと神経の流れを見ましたが

痛みやしびれははでませんでした

自分で体の前で手掌(てのひら)を合わせてもらったり

手背(手の甲)を合わせてもらった時にしびれがありました

肩(上肢)が内転位(腕を身体の前で真っ直ぐの状態で

反対の方に向けること)での痛みがありました

後ほどご説明いたしますが、

ここが重要でした。

 

脈や皮膚の色も診てみましたが特に異常はありませんでした

首の横(斜角筋部)を押さえた時の痛みありまして、

首を右斜め後ろの時に右項部~上腕部の痛みしびれがありました

その肢位での呼吸では、しびれが強くなったりはしませんでした。

このような症状では、胸郭出口症候群という病名があり

首から肩にかけての腕の付け根など神経や血管が狭いところを通っているため

いろいろなところで締め付けられたり圧迫されるところがあります

それで痛み、しびれなどの症状が出てしまいます。

それを総称して胸郭出口症候群と言われています。

 

胸郭出口を通過する重要な神経は、腕神経叢があり

腕神経叢は、頸椎の五番~胸椎の一番から出ていて、

鎖骨の裏、胸から上腕~指まで行く神経で

筋肉や骨が鎖骨の周辺(胸の前側)で

組織が密集しその隙間が狭くなっています

胸の前側は、神経的に大事な場所です。

 

首側の筋肉は前斜角筋と中斜角筋があり

その間を腕神経叢が通っているので

そこに無理がかかれば、腕神経叢が

絞扼(こうやく)(しめつけられて)されてしまいます。

さらに、斜角筋は肋骨にもついているので

呼吸器系の筋肉と関係があります

斜角筋は肋骨を引き上げる働きがあるので

斜角筋が硬くなったりするとそれで

斜角筋のスペース

(前斜角筋、中斜角筋、肋骨に囲まれたスペース)

が狭くなって圧迫が起こり

痛みやしびれが出てしまいます。

鎖骨の後ろに肋骨があり、そこについている

斜角筋だけでなく

鎖骨下筋にむりがかかると

腕神経叢が圧迫されてしまいます。

上肢や肩の運動感覚に関わる神経や血管が障害を受け

肩、腕や手のしびれや痛み、動かしにくさが出ます

 

また、上肢(腕のこと)に影響がある組織として、血管があり、

その主要な血管として鎖骨下動脈と鎖骨下静脈があります

胸郭出口は狭い場所があり

ここで神経や動脈や静脈が圧迫されます

 

その狭窄部位は3カ所あり

首から腕に向かい斜角筋症候群

(斜角筋と呼ばれる首の筋肉で構成されている)

前斜角筋と中斜角筋の間にあり腕神経叢が圧迫されて起こります

 

また肋鎖症候群があり

鎖骨と第一肋骨の間に圧迫がかかり症状が出ます

 

また小胸筋症候群というのがあり

胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨の間で構成されている部分

が圧迫されることによって起こります

 

悪い姿勢で座っていたり、寝ていたり、

寝方が悪かったり

(痛みやしびれのある側を下にしたり)

重いものを持ったりすると発症しやすくなります。

 

神経障害は筋力低下、握力低下、動かしにくさ、

血管、血行の悪化で肌が血行障害により

鎖骨下動脈の圧迫により皮膚が白くなったり

鎖骨下静脈の圧迫により青紫色になったりします

 

斜角筋は動脈、静脈など脈管系につながる大事な筋肉です

斜角筋は神経や動脈静脈のつながりがある場所です

 

前斜角筋中斜角筋の間に神経のトンネル部位があり

そこから腕神経叢が出て胸、肩、腕、指先まで伸びている

大もとの束のことです

同じように小胸筋の奥にも腕神経叢が来ているので

斜角筋、小胸筋、鎖骨下筋が

首、鎖骨、胸の前側で筋肉が神経を

圧迫される場所と言われています

 

神経に無理がかかると動脈に影響が出ます

鎖骨下動脈から腋窩動脈~上腕動脈と

名前を変えていきますが

筋肉も硬くなると

上の方からの血管が圧迫されたりもします

 

腕神経叢と並走し

腕神経叢だけでなく血管も締め付けられて

動脈の周りを神経が走っているので

無理がどっちにもかかり症状が出やすくなります。

 

今回は、斜角筋部に強い圧痛点があり、

また、単に手関節の掌背屈の時はしびれの再現性はなく、

同じように胸の前で同じことをやってもらった時と

肩(上肢)内転位でしびれの再現性があったので、

 

胸郭出口症候群で、斜角筋症候群と小胸筋症候群が

合併しているようだと思いました。

 

治療としては斜角筋、小胸筋、鎖骨下筋などの治療が大事です

首周りの筋肉及び胸郭の柔軟性

神経や血行を良くする治療や体操、

体の使い方、姿勢の指導など併せて行っていきました。

 

なで肩の女性や姿勢の悪さ、日常生活の身体の使い方でも

痛みやしびれを感じてしまいます。

猫背に多く症状が出やすいので良い姿勢をとることが大事です

 

患者様は、特に何もしていないように思っていても、

身体に無理がかかっていて、

症状が出てしまうことも多いです。

 

首などからの神経や血管等の

通過障害ですので、

姿勢など注意してみてくださいね。