【Carer to Work】“積極奇異型” | オーストラリア・発達障害児を育てるケアラー目線の【ケアワーカーのチカラ✨】

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【発達障害は何かを諦める理由にはならない】をモットーにユニークな息子とマイペースな娘を育てています。

子育て記事の他、週末はゆるく美容やコスメネタ、たまにオーストラリア情報などを書いています。TAFEで学生をしながら仕事はケアワーカーをしています。


​ADHDか
ASDか



前にたぶんADHDなのかな?と対応しているレジデントがいるとブログに書いたが




指差し すごくフレンドリーで誰とでも喋るレジデント




Nancyさんのブログを読んでこれだっ!と確信を持った。





 ​積極奇異型の自閉症






他のケアワーカーが付き添いでのお出かけに一番大変だ、


仕事をしたくないと言うので比較的相性の良い私にこのレジデントの仕事が来るようになった。




毎週のように会うようになって、以前ブログに書いたADHDよりも


ASD(自閉症スペクトラム)ではないか?と思うようになった。




ただ年齢的にも認知症の可能性もあって、レジデントのプログレスノートを


全て読んでみたが納得の行く答えは見つからなかった。





誰にでも話し掛ける、喋り始めると止まらない、一見フレンドリーな




積極奇異型の自閉症




がこのレジデントにピッタリと当てはまり、今後の対応の参考となった。





出先の医者の受付でも必要なこと以外をベラベラと喋り始めるので



最近では受付が終わると




座って待ちましょう




と促すようになった。





待合室でも私に話し掛けて来て止まらないから




ここはクリニックなので静かに過ごしましょう




と言うとちょっとの間は黙ってるけどすぐに話始めるんだよね。泣き笑い笑い





なので少し話を聞いては




もう良いですよ




と返事をし、意図的に静かに過ごす時間を作るようになった。





車での移動中もずっと喋っているし、何なら




あれ見て!これ見て!




と注意を引くのも多くて、最近では全く気にせず運転だけに集中するようになった。





同僚には車の後ろのシートに座らせるとマシだと聞いたが


それでも喋る人は喋ると思う。




オーストラリアではタクシーでも助手席に座るのが一般的だし、


同じようにレジデントは助手席に座るからね。





たまにしばらく誰とも喋っていなかったから、とよく喋るレジデントもいるけど


ちゃんと話の脈絡にあった話をするから会話が続く。




この辺りの違いが私がずっと感じていた対応に気を付けた方がいい


とこのレジデントと接して来て考えていたことだ。




サポートの仕方がわかれば、振り回されるのも減って、お出かけも快適になる。





フレンドリーなタイプの自閉症がいるとは知っていたが


長い自閉症との付き合いで今回初めて出会ったのだった。