【息子】靴下の穴を縫ってみたい。 | オーストラリア・発達障害児を育てるケアラー目線の【ケアワーカーのチカラ✨】

オーストラリア・発達障害児を育てるケアラー目線の【ケアワーカーのチカラ✨】

【発達障害は何かを諦める理由にはならない】をモットーにユニークな息子とマイペースな娘を育てています。

子育て記事の他、週末はゆるく美容やコスメネタ、たまにオーストラリア情報などを書いています。TAFEで学生をしながら仕事はケアワーカーをしています。


​手放し育児実践中!



息子がスクールソックスに穴を開けた。



知らんぷり「縫っとくから大丈夫。」


と言ったら




にやり「僕が縫ってみてもいいかな?」


とまさかの対応!







先日、Nico氏に「子どもをいつ手放せばいいのかタイミングがわからない」と相談したら、「今からやればいいじゃない?」的な答えをもらって、私は息子にそれほど構わなくなった。



今までたくさんの人達に「あれもできない、これもできない、ダメダメ」と値踏みされて来た息子に失敗は許されない、と気が抜けることはなかった私。



発達障害だから言われても仕方がない、と諦めてもいたがやはり心は折れ続けて来た。



正しくありたい、と恥をかかぬように失敗しないようにと守って来たがそれも手放すことにした。




今までの私なら


あんぐり「やっとくからいいよ」


と靴下を取り上げたけど



知らんぷり「自分で縫うならやり方を教えるよ。助かるね。」


と言えた。




私は親としてまだまだ足りない。教えて与える機会を自分で息子から奪っていた。


私がいなくても生きて行けるようにしてやらねばいけない。




針を間違って指に刺してえーん「痛い!血が出たぁ!」と騒ぐ息子に「また靴下に穴が開いたら縫って練習すれば良い。」と私は笑えた。



たかが1センチほどの穴。心に開いた穴も何度も縫って来たじゃないか。


穴が開いたら縫えばいい。縫える技術があれば、穴が開くのはもう怖くないのだから。