20代にしておきたい17のこと<恋愛編> | カラフルな世界へ

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ASAKO公式ブログ-20代にしておきたい17のこと<恋愛編>


こんにちは、ASAKOです。


本田健さんの「20代にしておきたい17のこと<恋愛編>」を読んでいます。

TSUTAYAにいったら、目に入ったのでレジに持って行ったら、レジのお兄さんが何となく「20代じゃないのに、買うの??」という目で私を見たような・・・と感じたのは思いすごしでしょうか。

いえいえ、20代じゃなくても、30代でも40代でも50代でも、全くOKな内容です。
むしろ、パートナーシップについて悩んでいる方全員におすすめです。

また、毎日がつまらないと感じている人、最近ワクワクすることをしていないとか、トキメキを感じていないという人にも。

80ページにこんなことが書いてありました。

多くの20代は受験戦争をくぐり抜けてきた結果、「感じないで行動する」ということに、あまりにも慣れています。

「つらい」とか「苦しい」とか「どんな意味があるのか」というようなことは、とりあえず横において、毎日を送っています。

これは、いわば「心が凍っている」状態です。その状態が高校を卒業する18歳くらいまで続きます。そのあとは少し緩みますが、就職することで、ふたたび「凍った状態」が戻ってきます。

そうして、20代の多くの人たちが心を凍らせて、ロボットのように生活しています。
そうしなければ、心が耐えきれなかったのです。



感情を感じないようにしている状態、私にもとても思い当たります。
大学を卒業し、就職した後は、とくにそんな状態でした。

その状態に体も心も耐え切れず、ついに振りきれてしまいましたが・・・。

ここで、ふと思いだしたのが、中国に留学したときに、中国語の老師(先生)や中国人の友人たちから

「日本人は”没有感情”だ」

と何人にもいわれたことがあったということでした。

”没有感情”とは、「感情がない」ということ。

その時は、日本人は感情表現が苦手だから「冷たい」とか「よそよそしい」「何を感じているのかわからない」ということかなと思っていたのです。

もしかすると、感情表現が豊かな(人が多い)中国人からみて、日本人は感情を感じていない!と見えていたのかもしれません。

そして、彼らがそう見えた日本人は、実際に心が凍っていたのかもしれませんね。
日本人留学生は20代の若者が多かったですし・・・。

一つなぞが解けたように感じました。


こんなふうに毎日感情を感じないようにしていると、苦しいとか辛いとかも感じずらくなっていくのと同時に、トキメキやワクワクや自分の好きな事も感じられなくなります。

どちらがいいとか悪いとかはありませんが、なんとなく上っ面だけの人生を生きるよりも、色々な感情を豊かに味わって生きたいと私は思います。


20代にしておきたい17のこと <恋愛編> (だいわ文庫)