#267『天井棧敷の怪人』を語ってみる。 | サザンファンが集まる店・E★SPOTのマスターブログ~人生の二大好物はサザンとプロレス~

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大阪・梅田のサザンオールスターズファンが集る店E★SPOTマスターのブログ。桑田さんが公言した二大好物がエロとプロレスなら、僕は間違いなくサザンとプロレスです!!

10日の花火大会、今年は例年に比べ、湿気も少なく風も良い感じであって涼しかったくらい。

しかも右方向(十三大橋方向)に風が吹いてたので、煙で視野を奪われる事もなく、過去最大級に好条件で観る事が出来、写真もすごく綺麗に撮れてたのですが・・・

どっかにSDカードを落としたみたい(T_T)

店の集合写真を含め、花火と共に夜空に消えてしまいました。

超ショック!(><)

 

さらに、11日は三連休の中日って事で、店をOPENしたのですが、なんか静か・・・ようやく1人こられたのですが、お盆なのでこんなもんかなーと思ってたら・・・

相方が、店のHPのカレンダー休みになってるでって連絡くれた。

あれ??

そら誰もこんわ(^^;)

大ボケもいいとこ!

 

 

って事で、たまたまとは言え、1名御来店頂き、有難うございました!(*^。^*)

 

 

 

天井棧敷の怪人

2015年3月31日発売、サザン15枚目のアルバム『葡萄』の7曲目。

FMラジオ「ファンキーフライデー」のエンディングテーマ。

 

これも、個人的には好きな曲です!

ちょっと歌い回しが、台詞っぽくて表現力がいる曲なんですけど、その分カッコいいですよね。

桑田さん曰く「素行のあまりよろしくない劇団の座長」をイメージして作ったという曲。

 

そもそも、“天井桟敷”って寺山修司主宰のアングラ劇団(アングラ=アンダーグランド)の名前。

『桟』を『棧』とあえて旧字体で書いているところに、昭和の古き良き時代を感じました。

 

その劇団が、1967年に丸山(美輪)明宏主演で行われた公演が“毛皮のマリー”

私もこの事は知らなかったので、マリーさんって桑田さんがイメージで作った人物かと思ってた(^^;)

 

 

主人公は、マリーと言う男娼。

それを美輪さんが演じていた。

この当時だけではなく、寺山氏亡き後も、何度も主演を替え、近年までリメイクされています。

まあ、そのお芝居が『いいかどうかなんて 解かんない♪』ですが(笑)

 

この曲は、桑田さんの想像の範囲で作られたもので、寺山劇場ではなく、あくまで桑田劇場の世界観ですね。

 

途中に、メンバー全員が合いの手を入れたようですが、結局採用されたのは、毛ガニさんと弘さんだけでした。

最後の最後に『ちょっとだけよ!』はなんかインパクトありますね(笑)

 

ライブでは、葡萄ツアーのみ。

この時は、水原弘『たそがれのビギン』(1959年)を歌い、そこからの流れてこの曲に行き、

更に桑田さんの口上で、原坊のこれまた昭和歌謡っぽい曲『ワイングラスに消えた恋』に繋がっていく流れが、この時代を再現しているようで、私は秀逸だと思いました!

でも、この先これも埋もれてしまいそうな曲ですね!(^^;)

 

カラオケ人気は、発売当初、ちょこちょこ歌われてましたが、今はちょっと下火ですね。

 

もっかい、生で聴きたい1曲です!!