今年に入って、仕事を減らしました。
お教室を辞めました。
理由は、とても疲れて他のことが考えられないから。
昔は、
他の先生は、平気でもっと多くの時間をこなしているんだから
これだけの収入で疲れている場合じゃない
とか、自分にハッパかけて頑張っていたんだけど、
週にたった二日しか出ていないのに毎日
疲れているか、
次の仕事の心配しているか、
たまった家事や庭関係の仕事をしているか
で、気の休まる時がなかったのです(合唱にも時間を割いているけど、これはある程度ならエネルギーの湧く行動なので、今のところ現状維持)。
なかなか連絡の取り辛い事務所(こちらもキャパオーバー)も、心理的に結構ストレスでした。
生徒さんとのお別れは寂しかったし、申し訳なくも思ったけれども、辞めたら本当にほっとしました。
辞めた理由が疲労だったので、その後、自分ではとくに求職しませんでした。
辞めた後、しばらくしてご近所さんが親子で自宅に見えました。
私が自宅でレッスンしているのを見たらしくて、レッスンを受けたいとのこと。
それがきっかけで、自宅レッスンの生徒さんが増えました。
今は、以前の半分くらいの人数の生徒さんです。
このくらいの人数だと、生徒さんが喜んでレッスンに来てくださるのも感じられるし、あちらからわざわざ自宅を訪ねてくださって、楽しい時間を過ごした上にお金まで頂けて、本当にありがたいと感じます。
それで、気がつきました。
感謝を感じるには、心のゆとりが必要です。
愛もそうかもしれない。
時間もキャパも切羽詰まっている状況で、その上、運を上げるためには感謝するなんて、無理やりもいいところです。
ゆとりができたら、勝手に感謝が感じられるようになりました。
ちょうどいい加減って、本当に大切です。