GR DIGITALのいいところ(7)
GR DIGITALのいいところ、その7。
かわらないところ。
コンパクトデジカメで発売以来2年間もモデルチェンジがなく、
実売価格があまり下がらなかったのも珍しいと思うのだけど、
2年ぶりの新モデルも初代とほとんどかわるところがない。
これって、すごいことなんじゃないだろうか。
GR DIGITALⅡが発売されたのだが、
見た目はほとんど変わりがないし、
内部もCCDの画素数が増えたり、高感度の画質がよくなったり、
AFが変わったり、操作系が少しかわったぐらいかな。
じゃあ、初代を持ってる人は欲しくないじゃん、
と思うあなた、甘い。
初代を気に入っていた人は、きっとⅡが欲しくなる。
今ほしくなくても、しばらくしたらきっと欲しくなる。
買えるか買えないかはわからないけど、欲しくなる。
*
かわらないカメラを作り続けること。
これは、今のような時代にあって、とても価値のあることだと思う。
私ですか?
私はⅡは買いません。
今は。
とりあえず今は。
GR DIGITALのいいところ(6)
GR DIGITALのいいところ、その6。
外付けファインダー。
私がもっているのはGV-1というやつで、
21mmの視野をもち、28mmのフレームもついている。
外付けファインダーの楽しみというのは、
レンジファインダーカメラを持つ人のみが味わえる体験であったのだが、
GR DIGITALの出現によりデジタルコンパクトカメラ愛好者のものにもなった。
いつも思うのだが、外付けファインダーというのは不思議なもので、
目で見るよりも風景が明るく美しく見える。
覗いているだけで、かなり幸せな気持ちになれる。
実際のところは、かさばるのでGR DIGITALに外付けファインダーを付ける機会は少ないのだが、
外付けファインダーの魅力は多くの人に知ってもらいたい。
ここをきっかけにして、銀塩のレンジファインダー機を使って見るのも楽しいと思う。
GV-1ごしに見た風景。